中小企業リーダーズサミット2022「よなよなエール流差別化戦略」井手 直行 株式会社ヤッホーブルーイング

■視聴する目的
壱岐焼酎のリブランディングに転用できるノウハウを見つける為

■気づき・学び
面白い。ビールのクオリティ以前に、スタンスが好き。それは、人々を楽しませるエンターテインメント企業というスタンス。知的な変わり者という文化。

顧客満足>売上のトレードオフ 

①磨きこまれた商品があり、②差別化の戦略(ストーリー)がある 
商品が売れる


差別化とは他社が真似を躊躇するくらいやること

■ネクストアクション
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自身の商品を持てないか、またそれは何がいいか、聞いてみる

■詳細

地ビールブーム終焉に伴い売上減少した。
一挙に二つを得ようとしない。トレードオフが大切。また、トレードオフした要素同士が複数、複雑に支え合う状況が他社の真似できない優位性になる。今回のケースでいうと、「顧客満足度」を取り、売上を上げることを捨てた。
「顧客に楽しんでもらう仕掛け」の事例。短期の売上を見込んだ商品ではなかった。
一挙に卸す生産キャパシティもなかったので、それをあえて楽しんでいただける仕掛けを考えた
選挙の当選をもじって47都道府県でカエルの投稿がSNSにあがったタイミングで花をつけた。これを動画配信した。
選挙の当選をもじって、カエルが見つかったら乾杯した
仕掛けを自ら楽しんでくれるユーザーが多かった。
偉い人の会食でビールのコスプレをしたら引かれた笑 
宴というイベントでファンと交流する機会を作った
2018年には5000人規模のイベント「超宴」になった。これも信じられないくらいの赤字。でも楽しんでもらうための仕掛け。これもいつか返ってくると信じてやっている
よなよなエールのブランドコンセプトが今では自社の文化になっている。知的でなければただの変な奴だから知的であることが大切。
楽天市場のビール部門で10年連続賞をいただいた。毎年コスプレしている。この時はよなよな星からビールを広めるためにやってきた宇宙人。「ビールを好きになれ!よなよなビーム」とかやっていた」
世界のCEOに好かれて首脳官邸に招いてもらって安倍さんと写真撮ろうとしたらSPに止められてみんなで撮った写真。「あの芸人は誰だ?」と安倍さんに言われたが、ビール屋です!と答えた
こんな活動が認められてマーケティングの賞をいただいた
売上を捨てて顧客満足を取りに行った。そのトレードオフ。
私たちはビールではなくビールを中心としたエンターテインメントを提供している。
顧客満足を獲得するための、要素(衣装役、撮影役など)のフィット感。これが複数あればあるほど、他社にまねされない優位性になる。コスプレもそう、他社が躊躇するくらいやって初めて差別化になる。大手のビール会社の役員は絶対にコスプレできない。私たちはエンターテインメントを提供しているので、売りつけていないので顧客の懐に入りやすい。
→①磨きこまれたプロダクトがあり、②差別化の戦略(ストーリー)がある 商品が売れる
2025年に大阪にブルワリーを立ち上げる予定


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