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今年も折り返し

旦那さんと近所の神社に行ってきた。

夏越の大祓。

境内の茅の輪を八の字にくぐる。

ここ数年は例の流行り病の影響か、茅の輪がなかったので久しぶりな気がする。

そのあとお参りをして、人形(ひとがた)に名前などを書いて納めてきた。

ひとがたに氏名、生年月日、年齢を書く

毎年書いているけど、ひとがたをみるたびに「式神」って思っちゃう。

名前などを書いて、身体の具合がよくない個所を撫でて、息を吹きかける、とか・・・あぁ、式神の使役っぽい~(陰陽師や妖怪の漫画の影響受けすぎw)


そういえば昔、芝居で「ひとがたに息を吹きかけて魂を入れて動かす」というような長台詞を割と本番直前に追加されて、芝居の冒頭にナレーター的な黒子的な感じでやる、っていうのがあったなぁ。

で、本番当日「受付回りの人が足りない」という理由で、上下黒の服でお客様を「いらっしゃいませ」とお迎えして「靴はこちらの袋に入れてお持ちください」と袋を手渡し「自由席となっておりますので、お好きな席にどうぞ」と会場案内をして、お客様を全員ご案内後、暗転した舞台に出て~の、上記の長台詞。

それを言った後、また外に出て、楽屋に行って着替えて15分後くらいからは本来の役になって舞台に出る。

・・・いろいろ無茶させるわw

もー!心の準備させて~。

私は自分が役者の時は、見に来てくれるお客さん(特に自分の友達など)に本番前に会いたくないし、前説(芝居の開演前に「携帯はマナーモードに」とか、諸々説明することがある)もやりたくない。

自分の役に集中したいの!

・・・そんなこともあったなぁ、と懐かしく思い出した。


そういえば、この芝居、まだお互いを認識していない頃の旦那さんが観に来ていた、というのを後で知ってビックリした。

縁とは異なもの、味なもの。


今年の折り返し、夏越の大祓も旦那さんと一緒に茅の輪をくぐれた。

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