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就職したい企業、第2位に任天堂が輝く

こんばんわ。
本日から仕事初めの企業も多かったかと思いますので、そんな日に相応しい題材を取り上げました。

昨年末に発表されたランキングなのですが、大学生が選ぶ就職したい企業ラキングになります。

男子学生の1位は伊藤忠商事
女子学生の1位は集英社

男子学生1位は商社ですから定番だなと感じなのですが、女子学生の1位からちょっと私は驚きました。
本当に出版事業の大変さを知ってるのかとw
私の知っている出版は、社会人ペーペーの頃に所属していたASCIIに原点があるのですが、編集部は不夜城で電気が消えることはありませんでしたし、会社の地下には3段ベッドが詰め込まれた仮眠室が完備されていましたw

それだけでは足りず、編集部ごとに近隣のマンションを借りて、そこに二段ベッドが詰め込まれていている仮眠所がありました。
たぶん、今はこれは上場企業とかではできないんじゃないかなとw

その後も出版社、特に編集部と度々お付き合いをしてきましたが、いったい何時寝てるんだろう?
帰宅しているのかな?
と思うぐらいにいつでもメールが返ってくるし、連絡してもいつでもいるという編集部員やライツ部員の方はいました^^;

それが私の知ってる出版社のイメージなのですが、女子学生の2位は講談社ですから、ひょっとすると今は違うのかもしれませんねw
もしくは、編集部ではない部門とか。
けど出版会社で一番、社員が配属されているのは編集ですよね。

学生たちはどこをみて、なにを夢見て出版社を選んでいるのか聞いてみたいです。

ちなみに私が知ってる出版社は集英社、講談社、小学館、白泉社、秋田書店などです。
出版は大変革期で、事業転換などが活発でひょっとすると新しい風を入れ、チャレンジを推奨し、できるフィールドになっているのかしれませんね。
普通に本も雜誌も部数で言うと売れなくなってますからね。

コロナ渦の巣ごもり需要で業績を伸ばしていたのは、コミックだけですし。
電子書籍も増加していますが、紙の本が売れなくなった分をカバーする程ではありません。
コミックからのライツとかが盛んで好調というのが私の感想です。
あとは、インディーゲームの発掘といったことに積極的だったり、海外展開を頑張ったりしていますね。

さて、私も従事しているゲーム業界の雄である任天堂が男子学生の2位に輝いています!
以前から上位の方にいますが、2位になったのは初めてかもしれません。
任天堂はここ数年で一般でも認知度が高まり、企業ブランドイメージも向上しているように思います。
任天堂Switch販売前後からのIP戦略、それを代表とするようなユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのアトラクション化やハリウッド映画化、グッズ展開やそれに合わせた直営の任天堂公式ショップの展開などが奏功しているように思ってます。

超優良企業で莫大な内部留保があり、世界展開していますが従業員数も焼け太りしていませんし、給与水準も高く、賞与も年に一般企業より多く出ているので、ゲーム業界の中でも飛び抜けた水準の会社です。
東証一部上場企業なのもあり、ガバナンスもしっかりしていてホワイト企業でもあります。
ただ、ゲーム会社には珍しく朝がめちゃ早いのですw
8:45始業だったはずです。
そこはこの業界に働いてる人間からするとちょっとハードルが高いですww

小学生の憧れの職業でもゲームクリエイターがランキング上位にありますし、さまざまな世代でゲームビジネスへの認知とイメージアップがされているのかなと思うと、そこは嬉しいです。

しかし、出版業界と同じようにハードに働かないといけないタイミングはありますし、正直、好きじゃないと続かないと思います。
なにせ、答えのない仕事ですしチーム製作で数年に渡って仕事してようやく結果が出るという大変な仕事です。
また、場合によっては数年かけて作っても発売をせずにお蔵入りすることもありますから、「モチベーションが・・・」と言い出す人には向いてないと思いますw
自分で自分のエンジンに火を入れて、燃料をくべ続けることができるような人で、ものづくりの大変さを理解し、難解でこだわりの強い人達と協働作業ができるストレス耐性とかコミュニケーション能力も求められる仕事なので、よくよくどんな仕事か調べて就活してもらえたらと思います😀

ただ、いろいろなことを乗り越えた先に発売され、運営したりしてい成果が出た時のあの感じは何者にも代え難い満足感や達成感があります。
ゲーム会社を目指している方で何か聞きたいことがありましたら、noteのコメント欄でも結構ですし、TwitterのDMでも良いので連絡ください。
守秘義務に反しない範囲であればなんでもお答えしますw


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