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1.RPA(Robotic Process Automation)は、

  • ソフトウェアロボットを使用して、ルーチンで繰り返されるビジネスプロセスを自動化する技術です。RPAは、人間が行うことができるタスクを自動化することにより、企業の生産性を向上させることができます。例えば、請求書の処理、顧客情報の更新、在庫管理など、繰り返しの作業を自動化することができます。

  • RPAは、様々な業界で使用されており、金融、保険、製造、医療、小売などの分野で利用されています。RPAの利点には、作業の効率化、精度の向上、コスト削減などがあります。ただし、RPAはあくまでもルーチンなタスクを自動化するため、複雑な判断が必要なタスクには適していません。

2.定型業務を自動化してくれるRPA

  • データの入力や社内外システムへの登録、文書ファイルのPDF化

  • 受注情報から製造指示を行う業務でRPAを活用。

  • メールで来た受注情報をExcelやシステムに入力、生産管理用の帳票を作成するといった業務をRPAで自動化できる。

  • これにより、受注情報の入力ミスがなくなるだけではなく、担当者の業務負荷削減も期待できるだろう。

3.RPA利用を業務別にみる

  • 経理・経営計画

    • 経費精算、会計処理、取引先への支払依頼、源泉徴収管理、請求書発行、日次PLのダウンロード、税務調査向け

    • 提出書類の作成、POSデータ処理、部門ごとの集計・業績報告書作成、反社チェック

  • 人事・総務

    • 勤怠管理、スケジュール調整、 SNSへの投稿、HPの一括更新、メールの仕分け、会議開催案内メール送付、出社記録忘れ・残業時間の超過恐れをメール通知、人事考課表の作成・送付・一覧化、資材の発注、入社・退社書類
      処理、有給消化のメール通知、採用管理、メッセージ送付

  • 営業企画・マーケティング

    • 見積書作成、提案書印刷・送付、受発注管理、検索からの情報収集、競合製品やサービスの価格調査、お問い合わせへの定型的な返答、受注データを社内用にデータ変換、アンケート集計、メルマガの配信、統計データ作成、顧客リストの作成、顧客管理、リスティング広告分析、リピート顧客分析、在庫管理

  • 全部署

    • ファイルのアップロード・ダウンロード、パスワード入力しファイルを開く、日報の取りまとめ、基幹システム、
      グループ会社のシステム、業界特有のシステム、会計システム、勤怠システム

3.RPAの実現するには、

  1. プロセスの特定:自動化するプロセスを特定し、そのプロセスを細かく分解して、どのステップを自動化するかを決定します。

  2. ワークフローのデザイン:自動化するプロセスのワークフローを設計します。これには、各ステップの実行順序、データのフロー、必要な決定や条件分岐などが含まれます。

  3. ソフトウェアの選定:自動化のために使用するソフトウェアを選定します。市場には多数のRPAソフトウェアがありますが、それぞれ異なる機能や価格帯があります。

  4. ソフトウェアのインストールと構成:選定したソフトウェアをインストールし、必要な設定を行います。

  5. ロボットのプログラミング:自動化のためのロボットをプログラムします。これには、各ステップの処理方法、データの処理方法、条件分岐などが含まれます。

  6. テストとデバッグ:自動化されたプロセスが期待通りに動作するかを確認し、必要に応じて修正を行います。

  7. ロボットのデプロイメント:自動化されたプロセスを実行するために、ロボットをデプロイします。

  8. 監視とメンテナンス:自動化されたプロセスが正常に動作しているかを監視し、必要に応じてメンテナンスを行います。


RPAの世界


4.参考資料



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