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アダムとエバは、現代の私たちとどのような関係があるのか

誰もが知ってる名前、アダムとエバ。聖書の始めに登場する二人です。世間一般では寓話とされていますが、聖書はれっきとした歴史書なんですよ。代々、血族の名前が記されていますしね。

ただの物語でよんでいたら、本質がまったくわからないものになります。そこで、アダムとエバの物語で様々な「カギ」となるものがでてきます。このカギこそ私たちに重要な謎が隠されてます。 さあ、その謎に迫っていきましょう🎶

「カギとなるもの」

①善悪の実 ②へび ③イチジクの葉っぱ ④アダムとエバ ⑤お前の子孫と女の子孫 ⑥皮の衣。

5番目の言葉はあまりなじみがないと思いますが、他のことばは有名ですよね。

まず、善悪の実を選ぶということは、自分が神のようになりたいという意志の現れであり、へびは人間を堕落させ、神を信じないように仕向けた堕天使を指します。

食べてはいけないと言われた実を食べた二人はついに、神に見つかってしまいます。「アダムよ、どこにいるのか」と。 神がアダムとエバの元に来たのにきづき、とっさに隠れました。隠れても、神は全てしっているんです。知った上で、アダムたちから真実を答え、悔いることを求めている痛切な招きの言葉だったんですね。

さて、見つかってしまった二人は裸なのにきづいたため、イチジクの葉で体を被っていました。この裸であったというのは、単にすっぽんぽんていう意味じゃないんですね笑 自分がした事を恥と認めてるんです。神の命令を守れなかった。だからこれまで神に覆われていたのに、その覆いがなくなってしまったから、イチジクの葉っぱで代用しました。いわゆる、自分の力でなんとかしようという現れであります。実に宗教的であり、本来は神の助け、神の義などを覆ってもらわないと生きていけない人間なのに、これぞ「私は神様の力なんて必要ない」って宣言しているようなもの…。

それでも、神は人間を見捨てないということを宣言される約束と皮の衣を二人に着させてくれます。けれど、そこには大きな代償がありました。その代償と約束とは一体なんなのか、次回更新します♪♪

福音ルカ

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