11月 その1

明日が来るのがいやで、見るものもないスマホをずっと見て、もう何回も見たドラマをずっと見て、そのうち疲れて風呂にも入らず歯も磨かず寝ている。
何が起こったら明日仕事に行かなくていいのか、それをいつも考えている。
前職を退職する前の心の状態と同じになっている。
どうしてまたこうなってしまうんだろう。

精神科医がやってるYouTubeを見てたら、楽観思考を身につけると精神疾患は良くなっていくと言っていた。
今の自分はその精神科医が言う楽観的とは正反対だと思った。
楽観的になるには人のせいにする、環境のせいにする、システムのせいにする。そして自分の考えられる最高の未来を想像する訓練をする。らしい。
何かにつけて、そんなことを考えてはダメだ、楽観的になってはダメだ、と自分は考えていたことに気づく。
楽観的に生きて、ストレスを無くしたい。

毎日の仕事で、100%エネルギーを使い果たしてしまっている気がする。
家に帰ると何もできなくて、ひたすら疲れている。
たまに7割、7割、と言い聞かせながら仕事を進めた時、成果を見て上司は特に何も言わない。
だから7割を意識して仕事を進めても良いんだと感じる。
自分の人生を生きたい。

映画とか本とか、紹介文で「感動」や「ハッピーな」や「涙が」などそういうのが書いてあると「それは見た(読んだ)私が決める！！！」と思う。
見てもらったり読んでもらったりするためには宣伝する上で仕方のないことだと理解もできるが、全く好まない。そして大抵、その言葉通りの感想は出てこない。