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シェフのおうち飯〜簡単なコツ〜
ご機嫌麗しゅう。つりパパです。
本業はシェフをしています。今日はおうち飯をUPします。おうち時間を美味しくオシャレな料理で楽しんでいただければと思います。
動画はYouTubeにアップしていますが、こちらには詳細を書いていきますね。
美味しく作るコツ
①ソースを煮詰め、オリーブオイルと乳化させる
乳化させる事で舌に残り、より旨味を感じる事が出来ます。水分が多いと流れてしまいまとまりのない味になります。逆に水分が少ないと油が多くなり、舌が油でコーティングされ旨味が伝わらなくなります。
②鶏肉は弱火で焼き、焼き時間と同じ時間寝かせる
これが鶏胸肉をしっとり焼く方法です。プロでも知らない人が多いです。動画では生のまま直接グリルして、表8分、裏7分焼き、火を止めて開けずにそのまま15分放置します。
こうする事で余熱でゆっくり火が入りしっとりとなる。そしてもう1つ、寝かせる事で肉汁の流れが落ち着き、切った時に流れでない。味が逃げません。
これって実は知らない人が多いです。よく、ハンバーグとかで肉汁どばーってやっているのを見かけますが、我々はやりません。肉汁と共に旨味が逃げるからです。焼いた時間と同時間寝かせることにより肉汁が流れ出ることを防ぎます。
お洒落に盛るコツ
①高さを出し、横に広がらない様にする。余白を作る。
立体感を出し、余白を作ることでオシャレに見えます。
②盛り付け方や色に統一感を出す。
今回は肉を重ねたのと、付け合わせを重ねた。重ねた盛り付けを何点も用意する。同じ個数の盛り付けでも纏まりが違います。
色は色んな色を使うのがいいと思われる方も多いと思います。ですが、同系色にしたり、余分な色を使わない方がスッキリみせられます。今回は赤系を多めに使ってますね。
また、同系色に緑を入れると華やかに。黒を入れると引き締まります。今回は黒は茄子ですが、よくレストランでは皿にバルサミコを煮詰めた物を飾ったりしますね。そういった狙いがあります。
いかがでしょうか。実は難しい技術よりちょっとしたコツで綺麗に盛り、美味しく仕上げる事が出来るのです。実際調理場では目で見て盗めという人も多く、コツは教えてくれません。よくわからないで作っている料理人もいます。理屈で覚えていくとプロ顔負けの美味しい料理ができますよ。
是非試してみて下さい。これが皆さんのお力になれば幸いです。
つりパパ
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