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雑記 14.09.2024

こんにちわ。
つい先日まで猛暑続きで、わたくしもタンクトップにホットパンツで自慢のお足を見せびらかしていたと思ったら、突然お天気がひっくり返ってしまって、この数日は嵐と共に、いきなりまさかの8〜11℃(笑)
サルツブルクのオーバータオアーンあたりでは豪雪、早くもスキーを楽しむアホも出現する始末。なんとも素晴らしい夏の終わり。

この手のタイミングで大抵は厄介な風邪を引いてしまったりするのは、わたくしの数少ないスキルの中でもとりわけ信頼出来るものの一つとあって、ちょっと警戒中。

ともあれ、この数日で身内の話題となったイベントと言えば…もちろんウクライナへのUS・NATOによる長距離精密誘導ミサイルの’’ロシア領内’’に対するオフィシャルな使用許可の行方。

USは最後の最後で大きすぎるリスクを回避、グリーンライトを出さずに終えたけれども、UKのストームシャドーには実質ゴーサインが出された。
そもそもUS・UKあとフランスとドイツ(ATACMS・ストームシャドウ・SCALP・タウルス)の長距離精密誘導ミサイルが各国のオペレーターによって既にウクライナにて使用されている事は周知の事実であるにせよ、ロシア領内(西側の理解によるロシア領内、つまりはクリミア・ドンバスを除くロシア)への直接的な攻撃への関与は、流石に我慢強いプーチン氏をもってしても、オフィシャルに明確なレッドラインを表明する事となった。
ちなみに上記クリップにてプーチン氏が語っている事は100%正当な事実。

今までの西側諸国による想像と妄想による移動し続ける仮想のレッドラインとは異なり、今回はプーチン氏による明確な、オフィシャルなロシアのレッドライン。
これを踏み越えるとなると、オフィシャルにロシアとの戦争状態となる。
ロシアのカードは手厚く盤石。
オフィシャルに戦争状態となれば、敵対する各国への資源の輸出をついにカットする事(なんだかんだで今も皆はロシアから資源の輸入を行っている。ここオーストリアでは今も自然ガスの9割(笑)はロシアから)も有効な戦略として選択肢となる。
特にロシアからのウラン・チタン・化学肥料・重油に自然ガス等は西側にとって致命的なリソースであるから、そろそろ綺麗事のプロパガンダに執心するのも限度が見える。それこそはUS(あとドイツも今更ながら表向きは渋っている)が今回のウクライナのしつこい要望を蹴ってまでも、その他各国にリスクを押し付けた原因の一つでもあるよう。

あとちょっと面白かったインタビュー、2014マイダン・クーデター以降もずっと知る人ぞ知る黒幕であった(退任以降もウクライナ・対ロシアポリシーに関しては恐らくまだ大きな影響力を保っているであろう)ヴィッキー・ニューランドのインタビュー。
大部分はとんでもない思い込みか意図した大嘘か、いつもの一貫したUSのナラティブに沿っているだけで苦笑いするしかないにせよ、ただ面白いのは、途中でしらッと2022年イスタンブール和平交渉での横槍を認めている形になっているところ、そもそもこの事実はつい最近までずっと陰謀論扱いされていたんだけども…
ほんとうに、この10年ほどで時代がとんでもない勢いで変わってしまって、このようなケースが日常茶飯事となってしまった。
しばらく嘘かダンマリかを続けていれば、もうあっという間に人々は新しい日々のニュース(と言うよりフィード)に飲み込まれて、数ヶ月どころか数週間、なんなら数日で事実やら疑問やらを忘れてしまう。で、皆が忘れたところでしらっと本当の事を言ってしまっても、もう誰も気にしない。ミンスク合意なんかもそうだったけれども、きっとノルドストリームの話題なんかもこのパターンになりそう。

第三次大戦はとっくに始まっていて、我々はその最中にいると言うのはわたくしの最近の口癖であるにせよ、現実にいよいよシリアスな局面となった。
色々と身の回りの準備だけはしておかないと。

ともあれ、ホリデーのラッシュも一息ついたようなので、もうすぐしたら久々に両親を訪ねるため日本へ向かおうと計画中。
アジフライの事で早くも頭がいっぱいである。

では、今日はここらでおしまいに。
さようなら。






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