見出し画像

雑記 26.01.2023

ちょっと先日の話題の続きを短く。
多分ちょっとした騒ぎになるだろうと書いたアナレーナ外相の発言。
案の定ちょっとした…なんならそれ以上に盛り上がってしまっている。

そもそも外相に宣戦布告の権利などない事は誰もが承知だが、そう言う問題ではない。ロシアがその気になれば、この発言を宣戦布告に等しいものと捉える事はいくらでも出来る。その上、永らく多くが反対しかつ各国民の大半も望んでいなかった、ウクライナへの主力戦車の供給が決定しまった。
これではもうロシアに存亡の危機を掲げるオフィシャルな理由を進んで与えているようなもので、実際にロシア内部でもこのNATO・USの動きをバルバロッサ作戦と呼び、とうとう総動員の理由にするのではないかとの話もちらほら。そうなればもうこれは彼らにとって祖国戦争となる。完全な大義名分だ。

この誰も望んでいなかった狂気じみた状況に、ちまたでは(わたくしの周囲も含め)第二次バルバロッサ作戦だと、皮肉たっぷり。


ついに…ドゥームズデイが!(笑)


先日に元動画を上げていたが、字幕付きもあったので皆様のため、ついでにここに。
皮肉なことに、この非常にスジの通った発言をしていたのはドイツAFD(ここオーストリアで言うところのFPÖかな)いわゆる’’極右’’とレッテル貼りされる政党。
そんな彼がバルバロッサ作戦になぞらえて現在の’’平和のための主力戦車供給’’の状況を批判しているとは、時代なんというのは思いのほか早く変わるもんで。
時代というより、もっとこう…時風というべきかな。


ちなみにバルバロッサ作戦発動二日後の
ナチ機関紙''Völkischer Beobachter(市民の目、くらいに思えばいい)''
’’ヨーロッパ モスクワに対し共同戦線’’
’’大陸各国ドイツの歴史的作戦を認める’’
’’当誌独占レポート’’(笑)

ちなみに戦車は車ではない。
各国の主力戦車それぞれに独自の訓練、それぞれの整備・補給施設に補給ライン、それらバックアップ車両に人員、その他もろもろ、当然ながらそれらをウクライナで組織し指導する本国からの人員。さっさと送って、ハイ終わりでは済まない。
いっそトヨタのピックアップとM2をセットで10万台くらい送った方がいいんじゃないかと思うくらい。


ダグ大佐は相変わらず正直だ。
だから将軍になれなかったんだろうな。
ともあれ、今日はこのへんで。
さようなら

おまけ
ちょっと面白い

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?