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日本での医療崩壊の可能性

🚫先程12/1の18:00頃のFNNの報道で「重症者数の数が東京のみの人数か、全国の人数か分からず混乱しています」。もし知っている方がいらっしゃいましたらご指摘いただけますと幸いです。🚫

本記事は英語の勉強についての内容には触れておりません。Covid-19 (新型コロナウィルス)  による日本での医療崩壊の可能性について、国内外を含めた先週のニュースやネット記事を基に注意喚起の意味を含め執筆します。但し、私は医療従事者でもなければウィルスの研究員でもない為、信憑性がないと感じられた場合は本記事を読み事はオススメ致しません。

①今後の感染拡大の懸念

日本には緊急事態宣言などによるロックダウンの強制力は法律上ありません。従って全ての行動は個人の判断に委ねられます。ご存知の方も多いかと思いますが、以下の様に今月(2020/11~)に入ってから気温が下がり、新型コロナウィルスの感染が拡大しております。

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上記グラフ引用:Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめ
下記詳細:厚生労働省・健康局結核感染症課の報告書

②Covid-19以外の感染症患者、緊急搬送の受け入れ

今後12月、1月に入るにつれ寒さや空気の乾燥も増しCovid以外のインフルエンザなどの感染症に罹る方も増えてくることは明白です。因みに昨年度(2019/9~2020/3)のインフルエンザ患者数は324,152人で、その内12月以降にインフルエンザに感染し、入院が必要となった患者数は10,221人です。全体の2019年9月~2020年3月全体で入院が必要だった患者数は12,995人だったことを考えると12月と1月に入院した患者数が約8割を占めていたことになります。その内、ICU入室患者が508人、人工呼吸器の利用が376名でした。

つまり、病床数は必ずしも新型コロナウィルスにのみ割くことは出来ないという事です。病院側は気温差で脳梗塞で倒れる方や、交通事故での重傷患者を引き受けなければならないのです。

③教育機関でのクラスター発生

私が1番気になったのは11/26(木)に兵庫・市川中学校でクラスターが発生し、生徒ら22人が新型コロナウィルスに感染したこと、また福岡市内の小学校でのクラスター(陽性者の累計は13人)など、各地の学校/教育機関でクラスターが発生しているという事です。

欧米では学校から子供が感染し、ウィルスを持ち帰りそれが家族に感染し感染爆発が起きているケースが多く見られ、現状が正にその状態にあるのではないかという点です。

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④-1「入院者数」と「新型コロナ対応のベッド数」

現在日本には新型コロナ対応ベッド数は27101床ありますが、東京に関して言えば新型コロナ対応ベッド数はわずか4000床しかありません。しかも11/25時点で既に1611床と全体の約40%が埋まっており、重症者対応可能の
ベッド数は500床に対し、既に半分の250床が埋まっています。
しかもこれらは全て5日前の11月25日時点の数字で、現在もベッドの数は毎日埋まっている状態です。

④-2 東京の11/25(水)以降の感染者情報 

11/26(木):481人 重症者60人                            11/27(金):570人(過去最多)                                                                              11/28(土):561人                          11/29(日):418人

上記が政府発表の速報値です。 https://corona.go.jp/

この4日間で東京だけで約2,000名の新規陽性患者が出ています。この中から11/26(木)に発表された重症者60人は重症者対応可能のベッド数に入る可能性があり、その後3日間の重症者数は仮に50名ずつと仮定した場合、この4日間で重傷者は約200名増え、重症者対応可能ベッド数のキャパシティーは計算上、残り僅か50床足らずという事になります。

今後このペースで感染者が増え、加えてその状況で仮に東京の小中学校などの教育機関でクラスターが発生し、それが家族に感染した場合、欧米と同様に大規模な感染爆発が起きる可能性があります。

恐らく、緊急に重症者対応可能のベッド数を増やすことは可能かも知れませんが、ベッドを増やしても肝心の医療従事者の数が全く足りていないというのが現状です。

これらを踏まえると、あくまで個人的な考えですが2020年の年末~2021年の年始にかけて東京、或いは大阪などの人口密集地での医療崩壊の可能性は十分に有り得ます。

⑤ウィルス拡散防止と経済活動停止のジレンマ

勿論、緊急事態宣言を出し、ロックダウンを発動させたとしても、一部の高所得者を除き、殆どの家庭は仕事に行かないと家族を養えないというのも事実です。実際に小池都知事は東京都の飲食店に時短営業 (22:00まで)の要望を各飲食店していますが、既にかなりの経済的負担を負っている状態で、今後年末へ向けての要望には応えることが出来ないと明言してる飲食店も少なくありません。

この問題に関しては東京都、そして東京にある飲食店どちらにも非があるとは思えません。其れ故に「ウィルス拡散防止と経済活動停止のジレンマ」が発生していると言えます。

⑥本記事の内容について

本記事は取り急ぎ、信憑性の高いソース(厚生労働省、内閣HP)を集め早急に作成したものになりますので、読み易さよりも情報の精度を重視した記事になってしまい、ただの情報の寄せ集めのようなまとめ記事の様になってしまいましたが、出来る限り早く公開したかった為、ご容赦くださいませ。 ※一旦公開しますが、後程修正や情報の付け足しを行います。

⑦最後に

最後に、本記事はみだりに不安を煽ったりする意図は一切ございません。ただ、今個々が出来る事~在宅ワークの方は不要不急の外出、大人数での会食などを控えて頂く。会社勤務の方はマスクの着用、満員電車を可能であれば避けて頂きたいとお願いの意味も込めて執筆しています。

勿論、会社によっては、来月12月から年末にかけて例年通り大人数での飲み会や忘年会などがある会社も少なくないと思います。その際に上司が出席するのにも自分だけ感染リスクを避ける為に断る、というのも大変難しいことだと承知しております。

今更Go to政策が云々など言っても、過ぎてしまったことに対し誰かを批判することも合理的ではないと思います。今は何よりも、規則正しい生活を心掛け、栄養のあるものを食べ、睡眠をしっかりとって自己免疫を付けることが非常に重要です。

閲覧ありがとうございました。また、当初は日本全体の厚生労働省発表の数字を踏まえて、医療崩壊の可能性について書きたかったのですが、東京の数字ばかりになってしまい恐縮です。

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