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韓国の済州島のトレイルレース「TrasnJeju(トランスチェジュ)」が2023年より UTMB World Series Event へ。

毎年10月に韓国の済州島で開催されるトレイルランニングレース「TransJeju(トランスチェジュ)」が、2023年大会より UTMB Wordl Series Event に組み込まれ、大会名も「TransJeju by UTMB」として生まれ変わります。アジアでは、香港の TransLantau by UTMB、タイの Doi Inthanon Thailand by UTMB に続き3レース目(※1)として組み込まれ、日本よりも早く「by UTMB」の名を冠したレースが韓国に登場したことになります。

※1 コロナ渦中直前に中国の Panda Trail や Gaoligon が by UTMB にリストされていました。しかし、by UTMB とリスト化されてから一度も大会が開催されていません。現時点では by UTMB のレースとしては組み込まれていません(おそらく、現時点でも入国要件が厳しいため)

UTMB World Series Event に組み込まれたため、トランスチェジュに完走するとランニングストーンが得られ、UTMB 本戦への出場に必要な要件の一つを満たすことができます(ランニングストーン以外にも、ITRAポイントの獲得も必要です)。

TransJeju by UTMB の魅力

  • 日本から最も近い海外トレイルレース

  • 関西国際空港等から直行便が出ており、飛行時間1時間半程度

  • 日程が10月の3連休と重なっており、仕事の調整などがしやすい

  • 会場周辺の西帰浦(ソギポ)は宿泊施設が多く、宿の確保がしやすい

  • 韓国最高峰の「漢拏山(ハルラサン)」を登頂できる

  • 距離も100km、50km、20km、10kmとバリエーションが多い

TransJeju by UTMB の一番の魅力は、ロケーションの近さ。

住まれている地域によっては、日本国内のレースに参加するよりもアクセスがよく、済州国際空港からも路線バスで1本でアクセス可能です。日本から最も近い海外トレイルレースと言えます。また、会場周辺の西帰浦は、リゾート地でもあるため、非常にホテルが多く、飲食店や商業施設も豊富。レース後の打ち上げパーティするにもいい場所です。

コースに関しては、100km、50km、20km、10kmと4つのカテゴリになっており、レベルや目的に応じて選択ができます。

50km以下のレースは個人的にはおすすめ。漢拏山を堪能しながら、レース後の観光やグルメも楽しめる。レース後に、ビールと済州島名物の済州黒豚のサムギョプサルをお楽しみください。

済州島名物の黒豚サムギョプサル

100kmに関しては、累積標高で4020mとなっており、100kmのレースにしては累積標高が低めになっていますが、がれ場が多く、そしてレース後半にある「精神修行コース」で精神的なタフさを求められますw ただし、100km は唯一、漢拏山を2度登ることができ、しかも最高峰まで登れるのはこの100kmだけ。多くのランナーは、おそらく夕方〜夜間に漢拏山最高峰に登ることになるので、夕焼けや夜景を楽しめると思います(これが100kmの最大の魅力かもしれません)。

漢拏山の山頂

レースエントリーは2023年3月を予定しています。


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