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元飲食店店長からエンジニアに【社員interview 開発 石橋 暢也】


■プロフィール
石橋 暢也(いしばし のぶや)新卒で飲食業のベンチャー企業に入社。店長・SVを経験したのちに、同社の社内SEを経験。退職後はITコンサル会社にて、SEとして自社サービスや大手企業のBPOサービス向けの開発案件に従事。2021年9月、Goalsに入社。※2023年10月からPdMに異動。

店長からエンジニアへ

ーまずはこれまでのご経歴から教えていただけますでしょうか!

新卒で飲食店を経営するベンチャー企業に入社しました。
店長・SVを5年ほど経験後、社内SEに異動してエンジニアになりました。
その後ITコンサルの会社に転職し、SEとして自社サービスの開発や、大手企業のBPOサービス向けの業務システムの開発案件に参加していました。
その後Goalsに開発担当として入社したという流れです。

ー飲食店店長からエンジニア転身ですか!珍しいご経歴ですね!

結構レアキャラだと思います(笑)
店長やSVとして現場経験をする中で、飲食業界は生産性の低い業界だと感じていて、システム活用が重要だと思っていたんです。
そんな時にちょうど社内でエンジニアの公募をしていたので、手を挙げて異動しました。
現場では来店してくださるお客様にアンケートを取っていたのですが、アンケート用紙を配って記入してもらい、回収して営業終了後に手入力でデータ作成と、非効率な手法を取っていました。
分析処理も自分たちで行ったりしていて、現場の負担は大きかったですね。
そこから書店でそれらしい入門書を片手に独学でひとつずつ勉強して、アンケート集計システムを作って数店舗に使ってもらうことで、生産性改善をしました。
社内にSEの先輩はいない状態でしたので、ずっと独学を続けていたのですが、何年か経つとさすがにこれ以上のインプットは厳しいと感じ、環境を変えてエンジニアスキルの向上をしたいと思いITコンサルの会社に転職しました。
そこでは、開発手法やスケジュールの考え方など一連の基礎を学びました。
その会社で携わっていた開発案件の区切りがついたことや、飲食のようなレガシーな業界の生産性向上に貢献したいという思いが常にあったので再度転職活動をして、Goalsに出会いました。

ー2回目の転職活動では、飲食関連のシステム会社を探していたんですか?

いえ、コロナの影響も考慮して、飲食以外も選択肢に入れていました。
Goalsの他に建築業界や不動産業界に関わる会社の選考も受けていましたね。
Goalsの選考を受ける中で、代表の佐崎さんや多田さんと話したときに論理的で筋が通っている人達だな~と魅力的に思う一方で、飲食業界を変えるという熱意を感じて、感情的な面でも惹かれました。
飲食業界に対して自分が感じていたこと、解決したいことも一致していましたし、飲食の現場を経験してエンジニアをやっているというキャリアを一番生かせるのはGoalsだと思いました。

店舗の経験が活かせた時

ー想いやご経験のフィット感があったんですね!石橋さんはご入社されてからどんな業務に携わっていたのですか?

入社から現在に至るまでHANZOのメイン機能である「自動発注」の開発を担当しています。
具体的にはHANZOをより使いやすいプロダクトにしていくために新規機能を開発したり、既存機能のバグ修正など行っています。
フロントエンド、バックエンド、場合によってはインフラ部分までHANZOの基幹部分に幅広く携われるのでとてもやりがいを感じています。
あと、入社して間もない頃の話になるんですがGoalsには全体ミーティングと言って、週に1回社員全員参加で方針やトピックスを話す場があるんです。
その中で機械学習を用いた改善の成果発表をするタイミングがあって、天気や過去の売上実績など考慮すべきパラメーターについて議論していたときに、店舗オペレーションを踏まえて考慮しておいたほうがいいポイントについて意見できた時は、非常に喜ばれました。
プロダクトの関係上、売上や発注金額といった数字はどんどん上がってくるんですが、現場を経験したからこそ、その数字の裏側にどんな事が起きているのか把握しているので、経験を活かせたなと実感しました。
”こうしたらもっと現場が楽になるのに”ということが経験則からイメージできるのは、開発担当として今後役立てられるんじゃないかと思います。

レガシーな業界を変えたい


ーそれはGoalsとしても重要な意見ですよね!今後Goalsで挑戦したいことは何ですか?

極論、飲食現場で働く人が接客と調理に集中できる環境を作りたいですね。そこに付帯する業務を失くしていきたいです。
現場にいた頃、発注は面倒な業務だったんですが、それと同じくらい月末の棚卸が嫌いでした。
保管している食材を全部引っ張り出して、数量を数えないといけないんです。
今のHANZOでは発注の自動化ができていますが、棚卸までは実現できていません。将来的には棚卸業務も自動化できればと思っています。
あとは、飲食業って大変なわりに給与が低いイメージがあるじゃないですか。
長時間労働の問題がニュースに上がることもよくありますが、とにかく稼働時間が長すぎるんですよね。
閉店後の疲れている中で、発注・売上報告・棚卸・仕込みなど、やらなきゃいけない業務が多いんです。
なので、その付帯業務の負担を軽減できるシステムを世に広めて、時間当たりの生産性を上げて行きたいなって思うんです。

ー飲食業界を変えたいという想いが、ひしひしと伝わってきました…!最後にここまで読んでくださった方に一言お願いします!

レガシーな業界を変えていきたいという想いがある人にはぴったりの環境なんじゃないかと思います。
一緒に挑戦してくださる方に是非入ってきてほしいです!


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