前向きになれる「ことば」の力

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです！自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。

前々回に書かせていただいた記事【緊急事態宣言、それでもみんな頑張っている】に、いつもより大きな反響がありまして、クリックして読んでくださった皆様に本当に感謝しているわさびでございます。

記事の内容をざっくり言うと「自分は自分、他人は他人だから、反対意見をぶつけるのはやめよう」というものだったのですが、それを読んでいきなり反対意見を伝えてきてくださる方もいて「それそれー！　それを言ってんのよー！」と笑ってしまうこともありました(笑)。

それでも反応していただけるのは本当にありがたいことです。皆様いつも本当にありがとうございます。(私のTwitter【@minamotoakira】をフォローしていただくと、リプ欄でやりとりができますので、ぜひよろしくお願いします！)

さて、さまざまなお言葉をいただいた中で、私が記事で書いた“他人の発言や行動に対して何か思っても「この人はこうなんだな、私は違うけど(ニッコリ)」と余裕の表情でやり過ごしませんか”という文章に対して、ある女性からとても心に残るご意見をいただきました。

——コロナ禍になって人は人、自分は自分って思う事が多くなったけど、それでも人と比べて悔しい気分になってしまう自分が凄く嫌だった。
コラムにある『この人はこうなんだな、私は違うけど(ニッコリ)』のニッコリの部分に辿り着かなかったからまだ苦しかったんだって気付けた。

先にお伝えしておきますけどこの方、私が洗脳している相手とかではありません(笑)。コラムを書いた私自身もびっくりするくらい“正解！”みたいな共感コメント。

記事の内容をご自分の状況に置き換えて、私が言いたかった小さな一言を何倍にも膨らませて理解してくれています。ありがたいです。

ただ、きっとその豊かな想像力や共感力や敏感力によって、気づかなくてもいいことに気づいてしまい、しんどくなる時もあるんじゃないかな……。そう思いました。

私のような毎日ヘラヘラしている人間に比べて、こういう「気づき&ツッコミタイプ」の人にとって、このコロナ禍はしんどいことばかりだと思う。

少しでも彼女の役に立ちたいなと思った私は、余計なお世話かなとも思いながらも、思い切ってこう返信しました。
“そして更に「ニッコリ」と声に出してみるといいよ”

これは本当にみんなに伝えたいんですけど、何かや誰かにイライラしたり、ため息が出ちゃうようなことがあったり、テンションが上がらない時は、楽しい言葉を実際に口に出すとめちゃくちゃいいです。

「ニッコリ！」とか「ハッピー！」という言葉を口に出して言うだけで、なんだか気分が良くなってくるんです。心の安定剤。本当にこれはおすすめです。

私のやっているYouTubeチャンネルでは、必ず冒頭で自己紹介をした後に「るんるん！」というフレーズを言っています。

これは、スタート当時にコンビを組んでいた相方ちゃんが、なかなかテンションが上げられない子だったので組み込んだものです。

暗い気持ちを明るくしたり、緊張をほぐしたり、自分にエンジンをかけるのにとても良くて、現在もずっと使っています。(使ってくださっている方、ありがとうございます！)

「ニッコリ！」「ハッピー！」そして「るんるん！」。気持ちが暗くなった時はこのどれかを口に出してみてください。最初めちゃくちゃ恥ずかしいですけど。

さぁいきますよ！せーのっ！

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