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心が浄化される「夜パフェ」に行った

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、乳桃みゆさんのコラムです!「女性に戻って、結婚したい」そんな目標に向かって頑張る彼女の姿をお届けします。

わんばんこ、乳桃みゆです。

この間、新宿でパフェ食べたいなああお!!!!!という猛烈なパフェ欲が湧きファミレスに行こうとしたのですが、そのときすでに23時過ぎでした。こんな時期なので閉店時間が早まり、どこのお店も閉まっていて諦めようとしたとき、新宿には22時から開店するパフェ屋さんが存在するという情報を手に入れ、そこへ向かいました。

「RoytoSilo(ロイトシロ)」という名前のお店で、歌舞伎町の雑居ビルの3階にあるドアを開けるとバーカウンターの形式で席が並んでいました。接客担当の店員さんと調理担当の店員さんの2人で営業されていて、店内にはペンギンのイラストの絵や絵本、Tシャツなどのグッズが。とてもファンシーで可愛く、楽しい気分になれました。

そこで食べたパフェがめーーっっちゃ美味しくて、見た目もとても可愛くて絵みたいに綺麗だったしめっちゃ凄いもの食べちゃったなと感激したんですよ。味にあんまり詳しくないのですが、それでも「ん!?!!普段食べてる甘いものと全然違う!!!」と感動して、帰ってからお店について調べてみたんです。

するといろんなインタビュー記事が出てきました。パフェを作ってる店員さんが東京やパリのパティスリーやレストランなどで働いていた経験のあるパティシエだということが分かり、どおりですごいわけだと納得。

それとお店の男性2人はカップルだということも書いてありました。夫婦で経営している定食屋さんみたいな感じで、カップルでパフェ屋さんをやっているのは新しいし素敵だなと思いました。

彼らはゲイカップルということを公表していて、自分たちの在り方を発信しています。

ゲイタウンとして有名な新宿二丁目ではなく歌舞伎町でお店を開いたのは、ゲイの人やゲイに偏見のない人だけではなく、いろんな人に来てほしいという思いがあったからだということも書いてありました。

「ロイトシロ」という店名は、オスのペンギンのカップルが子育てをするという実話を描いた本に出てくるペンギンの名前なんだそうです。

インタビュー記事の最後に、自分たちの発信でなにか少しでも社会の流れに変化が起きたら良いし、同性婚ができるようになったら派手に式をあげたいということも書いてありました。

個人のInstagramも発見したので投稿を見ていると、2人の仲睦まじい様子を捉えた写真や、カメラマンさんに撮影してもらっているセクシーでアーティスティックな写真などがあり、いろんなやり方でいろんな人に届けようとしているんだと感じました。

2人のオープンなところに明るさを感じましたし、幸せそうな2人をみてるとなんだか癒されるというか、浄化されるというか良い気持ちに。発信するのって素敵だなぁって、私もいろいろしてみたくなりました。影響。

インスタの投稿も楽しみですし、またお店にパフェを食べに行くのも楽しみです!

今は21時から営業されていて、期間限定のメニューもあるのでぜひ皆様も食べに行ってみてくださいまし。

編集者コメント:飲み会のシメといえばラーメンなどが一般的ですが、最近ではパフェを食べる「シメパフェ」「夜パフェ」が流行しているそうです。確かにコース料理でも最後に提供されるのはスイーツですもんね。こういった新しいコンセプトのお店が増え、住み慣れた街がより賑やかに彩られていく様子、まさに多様性社会へと近づいているのかもしれませんね。

前回の記事はこちら>好きな人が男女どちらでもなかったら? 最近読んだ小説の話

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