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「パートナーを可愛いと思う気持ち」は、人生を楽しくすると思う

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。今回は、「可愛いと思う気持ち」が人生を豊かにするのでは?と気づいた時のお話です。

どうも!わさびと申します。
コロナがきっかけで仲間と一緒に千葉の古民家に移住した、33歳です。

私が今一番良く喋る30代の女友達【A子】は、男子とお付き合いしたことがありません。
女の子が好きなわけでもないし、モテないわけでもないし、人を好きになれない性格というわけでもないのですが、今までそういうタイミングが無かったそうです。

「恋人いない歴=年齢」の人は日本人の50%くらいいるらしいし、恋人がいなくたって世の中は楽しいことで溢れてる。かくいう私も「恋がはじまる」というドラマのようなシチュエーションで恋人ができたことなど一切無く、「好きなように生きていたら、気づいたらクラスで一番趣味が合う男子となんか一緒に居たぁ〜」くらいのノリで付き合ってきたので、A子とほとんど紙一重かもしれないなと思いました。

「今まで恋人がいたことのないA子と、7人くらいと付き合ってきた私との感覚の差は、そんなにないかもね」そう言っていたのですが、「ところでA子は、男の人のどの瞬間が可愛いと思う?」という私の問いに対するA子の答えを聞いて、私は即座に前言撤回をしました。私と彼女には、決定的な感覚の差が!

A子は「男の人を可愛いと思ったことなどない」と断言したのです。

おいおいこれは大問題だぞと思った私は、その話をもっと掘り下げてみることにしました。彼女は恥ずかしそうに「ドラマや映画で見る“彼ったら可愛い・・♡”の感覚はわかるの・・。でも実際に可愛いと思ったことはないんだよね・・」と。

男性に魅力を感じることがあっても「かっこいい!」「素敵!」らへんで終了するそうです。付き合ったことのある人とない人の差はそこに出るらしい……。非常に興味深いです。

過去に恋人と長〜くお付き合いした経験のあるかたには共感していただけるかと思うのですが、大好きな人と一緒に住んだり四六時中一緒にいると、その人が普段見せない弱みみたいな部分が見えてきて、なんだかそこが愛らしくて、可愛くて愛しくて仕方なくなってくることってあるんですよね。ブサイクな寝顔だったり、寝ぼけたダサい姿だったり、ヤキモチを焼いているのがわかったり、強がっているのがバレバレだったり、いつも強がっているのに弱音を吐いたり。

私はそれを見るたび「ああ可愛い!抱きしめたい!」と思ってしまいます。私の男友達なんかも「彼女がオナラしちゃって恥ずかしそうにしていたのが可愛すぎた」「彼女の寝姿がブス過ぎて抱きしめたくなった」みたいなことを言います。

そういった感覚が一度ムクムクと育ち出すと、パートナー以外の前でもセンサーがガンガン反応してしまって、私くらいになるとそこらへんのオジサンが何か失敗しちゃって「エヘヘ」と恥ずかしそうにしているのを見ても「やだ可愛い!!!!!」と思ってしまうようになります。

だから人生が楽しいです。この感覚を育ててくれた今までの彼氏ありがとう。ダサいところを見せてくれてありがとう。
私の「やだ可愛い!」センサーは育ちに育ったので、今度はA子にその感覚が芽生えるのを見守り続けたいと思っています。

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