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プレゼントの裏側にある思いやりが、良い連鎖を生む

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。プレゼントは、あげることに意味があるというお話。

どうも!わさびでございます。コロナがきっかけで千葉の古民家に移住し仲間と生活している33歳です。

わたしは先日誕生日を迎え、33歳になりました。
誕生日といえど33回目にもなるとさしあたって特別な日でもなくなりますので、その日は淡々と家の用事をこなし、コラムを書き上げ、現在通っている大型バイクの教習所に一時間だけ行ったところでもう午後5時。

「さ、風呂入って作業して寝るかァ〜」くらいにしか思っておりませんでした。

しかし、お風呂の支度を始めようとしていた午後5時15分。同じ部屋でパソコン作業をしていた仲間(コロナきっかけで同居を始めた、34歳男性と31歳女性)が急に立ち上がり「よし、車乗って」と言い出したのです。

普通自動車免許取立ての私が傷だらけにした中古のバンに乗せられ、ドナドナの仔牛のごとく悲しそうな顔でゴトゴト車にゆられて着いたのは、東京湾に面したバーベキューテラス。仔牛(わたし)の顔はぱあっと明るくなりました。

夕暮れの海を眺めながら、わたしの大好きな「肉」が用意されているという、同居人二人の粋な計らいでした。

リア充自慢をしたいわけではありませんので「なにこのリア充自慢?」とページを閉じるのはどうかおやめ下さい。

同居人二人が「どうしたらわさびが喜ぶか」を考えて話し合ってくれたんだなと思うと、嬉しくてたまりません。その嬉しさは、「この肉が食べ放題だ」と知らされた時のそれを超えます。

人は「もらったもの」よりも「それを考えてくれた時間」が嬉しい生き物なのだろうなと思います。

わたしがそう思うようになったのは、高校時代・大学時代の面白い友人たちとの出会いがきっかけでした。
人を喜ばせたり笑わせたりすることだけにバイト代を使っていた学生時代。毎日がサプライズや嬉しいイタズラの連続でした。

大学生の時、同級生と共謀して仲のいい先輩の卒業祝いにその先輩の自宅の留守を狙って家具を全て買い揃え模様替えしておくという、今のユーチューバーのようなドッキリを仕掛けたり、
社会人になってからは高校の友人夫婦の結婚式のプレゼントで、夫婦の出会いから結婚までの紆余曲折ストーリーをみんなでドラマとして撮影し、二次会会場で流させてもらったり。

今まで友達にしたり、してもらったサプライズやプレゼントには、失敗もたくさんあったと思います。

でも「プレゼントそのもの」はどちらにしろいつか朽ち果てるけど、「考えた時間」や「準備した時間」など「かけてもらった思いやり」はずっと心の中に残り続けると思うのです。
それは大きなプレゼントだけに限りません。旅行のお土産でもらったちょっとした物でも「考えて選んでくれたんだな」と思うようなお土産だと、その気持ちに対して嬉しくなります。

だからわたしはこれからも「どうやったらこの人は喜んでくれるか」を考えながら生きます。
そして、もっともっと「プレゼントしてくれた人の思いやり」を深く想像できる人間になりたいなあ!

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