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みんな違って、みんないいよね。

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。

私は現在、千葉にある古民家で、DIYや車いじりバイクいじりのYouTubeチャンネルをやっています。

日々「今日はここに行ったよ〜」なんていう発信を続けていたら、なんと大学時代の友人がかなり近所に住んでいることが判明(と言っても田んぼ道を車で10分以上走りますが)、11年来の再会をすることになったのです。

11年ぶりに会った彼女は立派なお母さんになっていて、同じ年齢の私がまだ経験していないことをたくさん成し遂げ、素敵な大人の女性っぷりマシマシ。

1年前に息子くんを産むまではずっと接客業をしていた、というのも納得の目配り気配りです。時折り垣間見える母の顔と、アップデートされた優しさに「うお〜!かっこいいなあ」と唸らされました。

そんな彼女もまた、自分とは別の生き方をする私に対して「かっこいいなあ」みたいなことを感じてくれていた様子。私のYouTubeやその他の活動を見てくれている彼女は、私のことを「自分でぐんぐん邁進していてすごい」と沢山褒めてくれました。

最近ありがたいことに「わさびは色んなことができてすごいね」とか「他の人ができないことができてすごいね」なんて言っていただく機会が増えてきたのですが、いやいや、全然違うのです。そうじゃないのです。

私が「他の人ができることができなさすぎて」こういう生き方なのです。私にはこの生き方「しか」できないのです。

はっきり言って私は、俗に言う社会不適合者。アイディアを出すことはできるけど、意見を飲み込んで笑顔でしのぐことができません。

本心では「よくない」と思っているのに、場を読んで「いいですね」と言うことができません。よくある人間関係のもつれ、嫉妬や承認欲求や裏切りの渦中に身を置くことができません。

ユニクロで働いていた時は、レジ打ちが覚えられませんでした。商品のサイズと色を素早く整理することができませんでした。居酒屋で働いていた時は、皿洗いと仕込みが素早くできませんでした。

フィットネスクラブで働いていた時は、偉い人にも関係なく意見を言ってしまい、店長の頭を抱えさせる毎日でした。

私には、一般社会に全く溶け込めていない実感があるのです。

でもその分「意見をしっかり持つこと」「人を大切に思う気持ち」はブレないように生きてきました。だから、いい組織や上司に当たると「わさびが得意な仕事」を割り当ててくれます。

居酒屋では誰よりもお客さんと仲良くなり、注文を取りました。フィットネスクラブでは意見を沢山採用してもらいました。ただそうやって生きてきたら、できることとできないことの差の大きな人間が結果的に完成してしまったのです。

1歳の息子くんを気にかけながらも、周囲にまで目配りをしている“デキる女”な私の友人。彼女は社会復帰してもきっとその目配り気配りで、すぐにいい成果を上げると思います。

「私にはできない」と落ち込んでいる暇はありません! 私は私の出来ることを押し進めてみせましょう。

みんな違って、みんないいよね。みんな自分に出来ることで、歩みを進めていくしかないのだから。

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