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今しかできない「ファッション」をしたい!

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。

私は自身で運営しているYouTubeに出演するときに、胸元がガバリと大きく開いたツナギや作業着を着ている。

DIYをしたり車いじりをしたり、好きなものだけを一生懸命やって動画にしているのだが、胸元がガバリと開いた服も代表的な「私の好きなもの」の一つ。

胸元が開いた服も、胸元が開いたデザインのドレスを着たお姉さんも、さらに言えば胸元がふっくらしたプロレスラーや力士も私は大好きだ。

ふっくらしたものはみんな好きだ。自分の胸元もすごく好きだ。

だけど中には「エロい格好で視聴者を釣るな」とか「やめたほうがいい」と指摘してくる方がいたりもする。

釣ろうとしていない。エロい格好をしているつもりは毛頭ない。ファッションとして見せたい。私は胸がそんなに大きくないのだけれど、二つついてるんだから見せたい。

きっと“見せられなくなる時”が来るから。年齢を重ねて、ケアが追いつかなくなって、胸元がシワシワになって見せるものではなくなってしまうかもしれない。もしかしたら、怪我や病気などで胸を切除しなくてはならない時が来るかもしれない。

このファッションを楽しめるのは今だけかもしれないじゃないか。そう思ったら、やめられない。

高校生の時、ミニスカートに紺ソックス世代のわたしたちは、どんなに寒い雪の日でもナマ足にミニスカートを貫いた。それをただエロい目で見ていたおじさんは街に沢山いただろうし、痴漢にも遭ったけれど、男を誘惑しようと思って履いてたんじゃない。「その年齢にしかできないおしゃれ」を思いっきり楽しんでいたかっただけだ。

今だって、できるものならナマ足にショートパンツで歩きたい。だってそのファッションが可愛いから。だけどもう私は33歳だ。ナマ足にショートパンツで歩いていいのは海にいる時くらい。

そう、もう特別な日にしか足の露出は許されない。普段着で足なんか出したら、「痛いおばさん」になってしまうから。そして何より、あの頃はへっちゃらだった“冷え”というものに耐えられなくなってきたから。

その時しかできないことがある。その時しか着れない服がある。若くなくちゃ着れない服もあれば、歳を重ねないと着こなせない服もある。

女性だけじゃない、男性もだ。「何を始めるにも遅すぎるなんてことはない」と人は言う。私もそう思う。だけどファッションだけは違う。

歳をとってから「あんな服が着てみたかったな」は叶わない。だからいろんなものを見よう。そして好きなものを身につけよう。ファッションは自分の気持ちも周りの気持ちも、同時に持ち上げてくれるから。

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