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好きなもの を 食べていく

タイトルを見て
「だよね」と思われたあなた、わたしと友だちです

「えぇ!?」と思われた方、我慢しちゃう…方?
それとも食べるのに興味がない…方?
でもでも、どうか続きを読んでくださいますよう切にお願いいたします

フツーは最初の投稿って自己紹介とか趣旨とかなのでしょうか
まぁ、御託は置いておいて…好きな「うまいもの」の話をしたいのです


しかし、ここで問題なのは「うまいもの」とは何なのか

好物は人それぞれでございます
わたしもそれはよぉくわかっているつもりでございます

わたしは自他ともに認める食いしん坊で、美食を求めて食べ歩き飲み歩き「うまいもの」を探して彷徨っていました


そんなある時、気が付いたのです


うまい!ってしみじみ感じ入る時に、体調が関係している

と、当たり前のことに!


具合の悪い時には、油気のない柔らかなお粥やうどんが沁みるし
元気な時は白米が旨くて旨くて、おかわりしたくなるし
空腹だったら何だって美味しく感じる

うまいものが食べたいと ネットでちょちょいと見てみれば
星の数ほど目に映る美味しいものたち 
クリックするたびに情報は 散乱し錯綜し何が何やらどうなるやら

それでも えいやっ と店を訪ねれば
普段いただかない珍味や高価な食材たち
目を見張る味付けや鼻腔をくすぐる香り立ち

たしかに、美味しい
興奮するほどに美味!


なのに 一方で


ぼんやりする頭を枕に押し付けて気がつけばお昼時
動かないからだに違和感を感じながら 体温計の数値でやはりと独り言ち

炊いた白粥を前にして いつもだったら
「白粥かぁ、もうちょっと他にない?」と不満をこぼすのに

怠いからだを起こして そろそろと口に運んで味わう

とろりとした柔いお米と
天然塩の甘しょっぱさが味蕾を開かせる
あたたかさとお米のうまさが
からだに沁みわたる

あぁ、美味しい…

この うまさ を感じるのはなぜ?

自分のからだなのに
ちょっとだけ からだの調子が悪い それだけなのに
ここまで感覚が変わるのはなぜなのだ?


そして、反対に

からだに良いわけないと思うのに
食べたくてたまらなくなるの、なんで?

呑んだ後の締めのラーメン
イライラが続く日に、食事よりも大盛スイーツを求める衝動

わたしの体調センサー どうしたの?
どうして悪そうなものを欲しがるの?

からだってどうなってるの…?


けれど、

調べてみると からだは真に理にかなったことを
確かにわたしに欲として与えてくれていた



アルコールを摂った後には

アルコール(毒素)をからだから排出するために肝臓が大量の糖分を消費し一時的に低血糖に陥る。
さらに、尿として排出するために水分と塩分が必要。
そうなると血糖値が上がりやすく汁があり塩気が強いラーメンは大変都合の良い料理!

呑んだ後のラーメンを一口啜ると たまらない幸福感に満たされる
わたしは三口くらいまでが美味しい 
以降は味がぼやけてしまって惰性で食べている感覚だった

これを鑑みると 美味しい と感じられるところでストップすれば
それがからだの求めていることで わたしの求めていることなのだ
(事実、必要以上に食べ過ぎると、糖&脂質が蓄積されてしまうので注意)


イライラと甘いものも然り

イライラがからだの緊張を呼びストレスとなると
からだはストレスを受けるとストレスホルモン(情報伝達物質)と呼ばれる物質が放出する。
次にそのストレスホルモンに対抗するために抗ストレスホルモン(リラックスさせるホルモン)を作るのだが、そこに糖分が必要なのだ。
甘いものを摂ることで、一時のリラックスや解放感を味わえるのはからだがストレスから解放されるからなのだ。

甘いものを口に含んだ瞬間の
何も考えずにただ甘さだけを感じるひと時

からだからチカラが抜けて
苦しさも痛みもモヤモヤも全てが遠くなるような感覚
最初のひとくちにからだがしびれる心地よさが詰まっている
(食べ過ぎると血糖スパイクを起こす可能性が高いので注意)



びっくり驚き慄くほどに
ひとのからだはすばらしく機能的だった

自分のからだに
「何をどれだけ食べたい?」
と聞くことが出来れば

感じることができれば
どんなにいいだろう

美味しい…
と、真に味わうことが 
どれだけ増えることだろう


わたしは思い考えた

わたしとあなた、われわれ人間の「からだ機能」で
日常で真に「美味しい」と感じるためにはどうしたらよいのか


もしかして 
自分がその瞬間、からだの奥から食べたいと求める

好きなもの 

を 食べていくことが 一番なんじゃないか?



と、

そんな仮説を立てて
今日も 好きなもの を 食べていく 




わたしは 食いしん坊な一生をおくるために
からだが求めるものを素直に教授することが
本当の美食と信じて、確かめるために

素晴らしいからだの機能
「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」
これらを駆使すること

生きる今その時の 好きなもの を見つめてみよう と
毎日の生活の中に欠かせない食を大事にするのだと決めたのです




今後このNOTEでは徒然に食についての発信をしてまいります
どうぞ今後とも御贔屓によろしくお願い申し上げます


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