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北九州市がラグビーウエールズ代表に選ばれた理由を振り返る

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感動的なエピソードがいくつもあるラグビーワールドカップ2019。 北九州市もウェールズ代表をキャンプ地として交流しました。 その誘致段階を振り返ります。
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#ウェールズ

直談判。受けてめてくれた北九州市。楕縁。

直談判。受けてめてくれた北九州市。楕縁。

ウエールズ代表誘致のおはなし②

東日本大震災の翌年。2012年。
私が北九州青年会議所で理事長を務めたこの年、日本青年会議所の全国会員大会が北九州市で開催された。

大会が終わった2日後。
大会の御礼に副市長を訪ねた際、やんわりと直談判。こんなチャンスないので。

「副市長、7年後に日本でラグビーワールドカップがあります。北九州市でぜひ強豪国のキャンプ地を誘致したい。ターゲットは南アフリカで

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突き刺さる恩師の言葉。お前はラグビーから何を学んだのか?

突き刺さる恩師の言葉。お前はラグビーから何を学んだのか?

ウエールズ代表誘致のおはなし④

2015年ラグビーワールドカップイングランド大会。
日本大会の組織委員会から「公認キャンプ地を目指す自治体向けの視察ツアー」の案内が届く。

公認キャンプ地を目指すところはしっかり現地を見といてくださいよ。ということらしい。北九州市からは新たにラグビーワールドカップ担当になられた武藤義博さん(小倉高校→九州大学ラグビー部)と、不肖私が参加させていただくこととなった

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消防音楽隊が「燃えろみんなの北九州」を演奏して盛り上がる不思議な我がまち。

消防音楽隊が「燃えろみんなの北九州」を演奏して盛り上がる不思議な我がまち。

ウエールズ代表誘致のおはなし⑤

北九州市の消防車、救急車にウエールズの国旗が貼ってあるのを見たことありますか?
なんで!?と。
この仕掛人は、北九州市役所の三浦隆宏さん。
役職は市民文化スポーツ局国際スポーツ大会推進室室長。

この人無しに北九州の今の姿は無いと断言できる。三浦さんは八幡中央高校→福岡大学のご出身。

ラグビーは高校時代の授業でプレー。(当時の八幡中央高校はクラスマッチがラグビー

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河川敷のグランドで泣いた日々も意味があったんだ。

河川敷のグランドで泣いた日々も意味があったんだ。

ウエールズ代表誘致のおはなし⑥

今から35年ほど前。
私が小学4年生で、中間市の河川敷グランドで毎週ダメ出しされて泣きながら情けないラグビーをやっていた頃、一際オーラをまとった2つ年上の先輩がいた。

中竹竜二さん。
中鶴少年ラグビークラブ→東筑高校→早稲田大学ラグビー部キャプテン。卒業後は英国レスター大学に留学。留学に際して頼ったのは、あの奥克彦さん(早稲田ラグビー部→外務省。森喜朗総理に日本

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