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楽しい子育て ~愛情としつけ~

我が家の長男は、現在イヤイヤ期ピークの2歳半。
休みの日と、出社前の朝が子供と触れ合う時間なのですが、何とも子育ては大変だし、気を使って疲労もあります。

今一番難しさを感じているのが、愛情がしっかり伝わるしつけの方法です。イヤイヤ期なので基本全て、親の言うことは嫌がりますし、わざと反対のことをしようともします。でも「いただきます」や「ごちそうさま」「ごめんなさい」など、他人への感謝や作法のようなものは今の段階からしつけないと、という夫婦の焦り。
もう少し大きくなった時に恥ずかしい想いをすることがあると思うと、子供のためにと想って厳しく叱り、無理やりでも覚えさせようとしています。

難しいと感じているのが、この叱る事象の範囲と叱り方です。

例えばよくあるのが、椅子に座らず、椅子に立つ行為。危険といえば危険ではありますが、本人はキッチンに立っているママに電気を付けてあげようと椅子に立ってスイッチを押そうとしている時もあります。その時は、付けてあげようとしてる優しさの行為を見守りたい所ですが、ただ高い場所に立ちたいという感じで椅子に立ってふざけている時もある。
危険だから立ってはいけないとか、椅子は座る場所だよ。と叱るのですが、そこまで言葉の意味を理解できていない今、その事を厳しい口調で叱るのと、叱りすぎることで心の成長が歪んでしまうかもしれないことと、二歳半の今はどちらが優先なのか?という事にいつも悩まされています。

夫婦間でも、叱る範囲と叱り方の方向性がズレていて、「そんなことで、そこまで怒らなくても」というのと、「しっかりしつけしてよ」という想いでお互いのストレスにもなってしまいます。

今朝は、朝食後の歯磨きをせず歯ブラシを放り投げ、テレビを見たがっていたので、いつもより強めに叱ってみました。
いつもならゆっくりと向き合って歯磨きするまで対話するのですが、強めに叱った後、子供をほったらかして出社の準備をしました。泣きながらしょんぼりした子供を10分ほど放置したあとに、一回だけ「歯磨きする?」と声をかけると、少しホッとして自ら歯ブラシを手にしました。

私自身が出社前なので時間がなくて早く済ませたいという想いがあるんじゃないか?とか、幼稚園に行った時に「良い子ですね」って言われて安心したいという自分たちのエゴがあるんじゃないか?など。
複雑な想いで叱って、子供を放置してる時間が辛かったのですが、声をかけた時の表情と、自ら歯ブラシを手にしてくれたことで、今朝はしつけで愛情が伝わったのかな?と感じて少し嬉しくなりました。

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