脳への刺激
仕事ないから休みにしようか。
昨日そう言われて、心の中でこっそり喜んでいる私がいた。
収入の面では、喜んでいる場合ではないのかもしれない。
私は会社へ行かなければ、稼ぐ手段はない。
今のところは。
今後もどうだろうな。
でも、会社以外でチャリーンってなるように、考えたいとは思っている。
何かやらなければと、ずっと思ってはいる。
まぁ、今日は、入院していた父が退院することもあり、ちょうど良かったといったところ。
姉もいろいろ疲れているようで、母に付き添うことが無理だということもあり、私が付き添うことになった。
父は退院後、ずっと入所している施設に戻るので、母の付き添いがメインである。
書類を書くのも私任せ、話を聞く姿もなんだか年老いたと感じた。
自分の話したいことを、ひたすら話していた母。
人の話を聴けなくなるのか。
それは性格なのか、年老いたからかは分からないけれど、ちょっと不安にはなった。
父も施設の人に迎えに来てもらい、眠そうに行ってしまった。
母が、帰りに寄りたい店があると言ったので、寄ろうとしたのだけれど、違う道から行くと分からなくなったと言う。
これは年老いたからなのか、認知症の傾向があるのか、少し心配になった。
ただ店を見て思い出したので、大丈夫かなと思った。
でも、もう少し楽しい刺激も必要なのかなとか、もっと会話した方がいいのかなといった、私自身の気付きにもなった気がする。
しっかり者の母も、年老いてこうなった。
しっかり者ではない私は、一体どうなるのだろう。
心配はしていないけれど、少しでも周りに迷惑をかけないように、努力は必要だと感じているのです。
母や私自身の、脳への刺激も考えているのです。
認知症の父が、私に課題を与えている気がするのです。
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