博士がゆく 第17回「今ないものを当てにするな。今あるものを頼れ。」
こんにちは。ドクター細胞くんです😎
今日の記事を読むべき人
→大学院生の経済事情が気になる人
→大学院生として給料がもらえるか知りたい人
さて、前回の記事では大学院生として給与をもらえる方法について7つ紹介しました。
今日お伝えしたいのは
・研究成果が認められることで学術振興会からもらえる研究費
・財団法人からもらえる返済不要の奨学金
これらを当てにするな!
ということ。
「博士がゆく」を読んでくれているあなたは、
大学院進学に関して
教授との対話の必要性を理解してくれているハズ。
もちろんその対話の中で
お金についての心配も教授に相談してください。
その際に教授から
これらの不確定な研究費や財団法人を当てにする発言が出たら要注意!
「ウチの大学院生はみんな学振とってるから」
「ウチの研究室に入ると〇〇財団の奨学金もらえる」
など
もちろん教授独自のコネがあり
ほぼ確実に得られる確証があるのかもしれませんが
もしいざ大学院に入って
あなたがどちらも不採用だったとして
だれも責任は取ってくれません
なので、これから大学院を目指すあなたには
これらの不確定な資金を当てにするのではなく
資金が取れなくても生活していける基盤のもとに
大学院に進学していただきたい!
まずは以下の3点をチェックしていきましょう。
実家から通えるのか?
大学卒業まで何年か?
海外は選択肢に入るのか?
実家から通えるのか?
一番簡単な選択肢は、実家から通える大学院に進学することです。
実家から通えば必要なお金は交通費や交際費程度なので、
アルバイトを少しすれば必要なお金は手に入るでしょう。
もちろん両親に金銭的負担をかけたくない場合は
アルバイトしたお金を両親に渡してください。
SUUMOの調査では、実家にいれる金額の平均は3万7千円だそうです。
ちなみに一人暮らしの場合の平均支出は16万円前後といわれていますので
圧倒的に実家暮らしがおすすめです。
しかし、弟たちに部屋を取られてしまっていたり、実家の近くに大学院がない人もいますよね。
その場合は一人暮らしをするしかないので次の項目をチェックしていきましょう。
大学卒業まで何年か?
一人暮らしをする場合、大学院に進学してからのアルバイトは必須と心得ましょう。
そして気をつけなければいけないのが
実家暮らしの人よりアルバイトに避ける時間が短い
ということ。
一人暮らしをすると家事も自分でこなさなければなりませんしね。
そのため、大学卒業まで時間がある人は
別の副収入を得る方法を準備しておきましょう。
おススメはブログなどのストック型ビジネス
最初は成果がでませんが、時間がたつにつれて収入は大きくなります。
あるネットの記事によると、
もちろんそんな簡単な道のりではありませんが、卒業まで1年以上の時間がある方はトライしてみてください。
海外は選択肢に入るのか?
前回の記事でも書いたように、海外では博士課程の学生は給料をもらって当然です。
そのため
大学卒業までに時間があり
海外を選択肢に入れられる方は
英語を勉強するのも一つの手段ですね。
最後に
とはいえ、競争資金を得ることは自分の業績にもなり、就職にも有利になります。
獲得できるものなら絶対獲得するべきです!
次回は、お金を得るための研究室選びについて説明していきましょう。
質問箱を開設しました~。「博士がゆく」を読んでの感想や、質問や相談をじゃんじゃん投稿してください。
今日はよんでいただきありがとうございました。
またね~♪
いただいたサポートは、博士へのより正しい理解を広めるための活動資金として使わせていただきます。