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博士がゆく 第38回「質問を得るためには」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日の記事を読むべき人

→博士課程に進学を考えている人
→学会で質問できない人

~簡単に自己紹介~
・日本国内で感染症系の大学院に進学
・精神と身体をすり減らしながらもなんとか博士号取得
・博士号取得後、アメリカでポスドクを開始
・日本とアメリカでの研究環境の違いに愕然
・博士を目指す学生に同じ経験をして欲しくない
・その思いで本note「博士がゆく」を始めました
・博士を目指す学生がハッピーな研究室ライフを
 過ごすために必要な情報を毎日お届け
・ピザ大好き

前回の記事では、あなたたが発表者だったとして

一生懸命準備したのに質問を1つももらえなかったら寂しいよね。

というお話をしました。

今日は、発表者として質問をもらうためにはどうしたらいいかということをお話ししていきましょう。


よく準備された発表


発表を聞いていれば、発表者がどれだけ実験を重ねてきたのか

どれだけ発表練習を重ねてきたのか

すぐに分かります。


聴衆としても、一生懸命準備された発表には質問をしてあげたくなります。


一方で、壇上で台本を読む人や

スライド内のデータやレイアウトがごちゃごちゃしている人の発表には

質問をする気が起きません。


なんでそんなこと言うんだよ~!




なぜなら、研究内容よりそっちに目が行ってしまい全然集中できないからです。


最低でも台本は覚えて発表に向かいましょう。

スライドの作り方は、色んな書籍が出ています💡

細胞くんが今まで読んで参考にしてきた書籍をシェアしますので、参照してください。


自信に満ちた発表


これまでのシリーズで書いてきたとおり、質問者も緊張しながら質問をしているのです。

「あなたの研究をより引き立ててあげられる質問をできるか?」

「この質問は学生にはちょっと難しいだろうか?」

なんてことも考えています。


質問者がおどおどした発表をしていると、

質問をした際に、その発表者を苦しめてしまうのではないかという不安がどんどん大きくなるのです。

そのため、胸を張って堂々と発表しましょう。

声が震えてしまうのはしょうがありません。

ですが、背筋を伸ばして胸を張り、堂々と聴衆を見ながら発表してください。


今日はちょっぴり視点を変えて

発表者として

質問を得るための心構えを説明しました。


明日は、学歴が高ければ質問するのか?

というお話をしていきましょう。

質問箱を開設しました~。「博士がゆく」を読んでの感想や、質問や相談をじゃんじゃん投稿してください。

今日はこの辺で。

またね~♪

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