『1%の努力』ひろゆきさん著を読んで
こんばんわ🌙
今日は最近YouTubeの切り抜き動画をよく見るひろゆきさん著の『1%の努力』を読んだ際、今までの考え方が大きく変わったことがあったのでそちらについてお話します。
本のリンクはこちらです↓
ひろゆきさんのマインドセット:世間体ライン
大きく考えが変わったのはとても序盤ですが、ひろゆきさんが子供の頃に生まれ育った赤羽で醸成されたマインドセットです。
ひろゆきさん曰く、赤羽の団地はぷらぷらしているとか、働いていないことに対する世間の目があまり厳しくない場所だったらしく、
ひろゆきさんの中の「人はこうあらねばならない」という「世間体ライン」が低く設定されているそうです。
この世間体ラインは低くて財産やプライドのような守らなければならないものも少ない方が生活のコストが低くて身軽で楽しい生き方ができるという考え方をされていました。
私が今まで触れてきた考え方の中で、この「世間体ラインが低い方が生きやすいよね」というような考え方を聞くのは初めてで結構なるほど💡と思いました。
それからここからの話はちょっと誤解を招きかねないのですが、
この「世間体ライン」の考え方によって、人生で一番父への感謝が心にあふれてきたのです。
私の家庭環境
やや両親に対して失礼な物言いに聞こえるかもしれないですが、ここから書くのは今までの私の両親の見え方です。
我が家は世間体ラインの考え方で言うと、母の世間体ラインが高く、父の世間体ラインが低いそんな家庭でした。
母は「武士は食わねど高楊枝」を実践するような性格で、外に行くとお澄ましをしているタイプ、本人も中学から私立で、私も中学受験を勧められていました。
父はちょっと高級なお店に行くと、大きな声で「高ー!」って言っちゃったりするところがあったり、仕事もあんまり好きじゃなかったり、母の世間体ラインで物事を見ていた子供の頃の私は「なんでこうなのかな。」と思っていました。
しかしこの「世間体ライン」の考え方を知ったとき、
私の世間体ラインを下げてくれているのは父だったんだと思って心の底から感謝しました。
(上手く言い表せてないかもしれませんが、本当に感謝してるんです。)
私が小学生の頃、母が「私を中学から私立に入れた方がいいんじゃないか。」という話をしたとき、私はそれに反対しました。
勉強は嫌いではなかったのですが、なんだかお受験はしたくなかったんです。
おそらく父の影響で反対できたんじゃないかと思います。
父も「子供は遊ぶのが仕事だ。」と言って味方してくれたのを覚えています。
そして今でも公立中学校でできた友達との交流が続いていますし、偏差値で輪切りにされた自分と似たような人だけじゃなくて、それなりにスペクトラムが広く、いろんな人がいるという事を知れたので公立でよかったなと思っています。
そして何より私は勉強が嫌いではなかったので学校でも問題もそんなに起こさずそれなりに学校生活を過ごせましたが、本当は結構なあまのじゃくなのでもし勉強が嫌いだったり、気分が乗らないときに「やれ」とか言われたらむかつくので絶対に勉強しなかっただろうと思います。笑
そういう意味では母もなのですが、放任主義でいてくれた二人には本当に感謝しています。✨
私は放任主義じゃないとかなりの確率でグレちゃったんじゃないかと思うので、今のように理系の大学院に行く子には育たなかったと思います。
だからこそ、二人ともの世間体ラインが高く、私の意よりも世間体を重んじていたらと思うとぞっとします。。
世間体ラインが低い効用
そして、私が思う世間体ラインが低いもう一つの効用は付き合う人の幅が広かった点です(あくまで主観ですが)。
例えば、大学の授業に他の学生が連れてきた「路上のソクラテス」こと、ホームレスのおじさんともそんなに心の壁を作ることなく話が出来たのはこの世間体ラインが低めに設定されていたおかげなんじゃないかと思います。
危ない橋かもしれませんが、例にさせていただいた「路上のソクラテス」はその名の通り哲学に詳しく、洞察力の優れた意見を聞かせてくれてとても面白かったです。
そんな面白い出会いをはじかないですんだのも私の人生では大きなプラスだと思いますし、「世間体ライン」は結構人生にインパクトのあるマインドセットだなとおもった次第です。
そして今まで足りなかった分、父にも母にも感謝を示していかねばと思い直した今日でした。
※本自体はこの世間体ラインを前提条件としてどうやって生きていくのが賢いか、ひろゆきさんの考えが展開されていきますのでご興味ありましたらご一読ください。
お付き合いいただきありがとうございました🍀
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