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豆知識は「ひみつシリーズ」から得た

小学生の息子は本を読まない。

エンタメがあふれた今、楽しく時間を過ごす優先順位として本を読むことは、よく見積もっても10番目くらいではないか。

それでも活字に触れてもらいたいと、就寝前に布団に入り図書館で借りた本を一緒に読むよう心がけている。

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40年前、5年生のときにファミリーコンピュータが発売され、それまでの遊びのスタイルを一変させ、主流の外遊びから男子が室内で遊ぶ機会を増やした。

しかし、ファミリーコンピュータがやってくることなかった小学校時代のわたしのエンタメは、もっぱらテレビ、ラジオ、本やマンガだった。

テレビを観ることに関しては寛容な家庭だったと思う。

友人の中には、食事中は禁止とか、目が悪くなるとの理由で時間を制限されているものもいた。

わが家では最初に起きた者が居間のテレビのスイッチを点け、最後に寝室に向かう者が消すくらい。

一方、マンガに関してはあまりいい顔をしなかったので、家にマンガはなく、友人宅で「コロコロコミック」「ボンボン」「週刊少年ジャンプ」なんかを読ませてもらっていた。

そんななか「学研まんがひみつシリーズ」は特別で、ねだると買ってもらえた。

あらためて表紙をよく見ると日本PTA全国協議会推薦と書いてある。

マンガを読みながら恐竜、魚、動物、昆虫、植物など、さまざまなジャンルの知識をつけることができるひみつシリーズはおすすめだ。

中でも一番印象に残っていてくり返し読んだのは「びっくり世界一 自然のひみつ」。

意外とクイズ番組を観ていて雑学の問題がわかるのは、このシリーズのおかげかと思う。

さらに高学年となり、日本の歴史を小学館版学習まんが「日本の歴史」から学ぶのだった。











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