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【栃木シティ vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

天皇杯1回戦/栃木シティ 1-0 横河武蔵野FC(2024.05.25)
48分 鈴木国友(栃木)


鳥居俊選手(武蔵野)

Q.私ももちろん札幌に行くつもりでいたので、本当に残念な結果でしたけれども。試合全体を振り返っていかがでしたか。

「今回勝ったら札幌に行ってJ1と試合ができるということで、みんなモチベーション高く1週間取り組んできたんですが。正直、絶対勝てなかった試合ではありませんでした。もちろん絶対勝てた試合というわけでもないですが、やっぱり決めるべきところで決めることだったり、後半の入りだったり、そのわずかな差という部分で今回は負けてしまったということで、非常に悔しいですね。」

Q.鳥居選手としては、前節のリーグ戦が久しぶりの試合で、今日はスタメンで90分フル出場ということになりました。

「東京都予選では自分自身は怪我で1試合も出られず、チームに貢献できませんでしたが、みんなが頑張って本戦の切符をつかんでくれた中で、この舞台に出させてもらえたわけですから…。そうですね、久しぶりのスタメンとは言え、もっとやれたと思うし、もっとやらなきゃいけなかったというところは、正直ありますね…。」

Q.今は私もすぐには切り替えられませんが、リーグ戦は続きますから。これから夏の中断期間に入るまで8週連続で試合になります。

「そうですね、リーグ戦もここ5試合勝てていなくて、順位もだいぶ下がってきちゃってるので、まずは天皇杯から切り替えてリーグでひとつでも上の順位にいけるように。まずは来週、また栃木シティさんとやる機会があるので、二度同じ相手に負けないように、来週がんばりたいと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.悔しいですね…。残念な結果でしたけれども、試合全体を振り返っていかがでしたか。

「今年いちばんぐらいのレベルで相手がちゃんとサッカーをしてきたということもあって、合わせやすかったというのはありましたし、僕たちのペースでできている時間もありましたが、後半の入りの部分で失点してしまったこと、そこに尽きるかなと思います。点を獲るチャンスはあったので、そこを決めたチームと決められなかったチームの差なのかなと。」

Q.そうですね。ただね、負けてしまったことで、札幌でJ1と試合をするという目標は叶いませんでしたけど、大会全体としては非常に得るものが多い時間だったんじゃないかと思います。チーム全員でひとつの目標に向かって戦う、その中で、優勝して東京都代表になるという目標が達成できたという意味では、有意義な時間でしたね。

「うん、そうですね。リーグ戦とはまた違って一発勝負の中で、みんないつもより集中力高くプレーしているのもやりながら感じていましたし、次に向けての意気込みというのは全員にすごくあったので。そういう中で今日は結果が出なかったことは、みんなダメージも大きいと思いますけど、それがサッカーなんだと思います。僕たちが決めていればよかった、その差だけです。」

Q.今日はね、試合中、私が撮影していたすぐ後ろで控えの選手がアップしてましたが、若手の選手たちがピッチに向かってずいぶんよく声を出していました。去年はこんなに声が出てなかったと思うので、そういう意味でもチームとしては前に進んでいるなと感じましたね。ベンチに入らないスタッフの皆さんもみんな、勝ちたいなあとおっしゃっていて。今はまだ悔しい気持ちの方が大きいですが、でも、こんなにみんなが同じ方向を向いて戦えるクラブ、素敵だなと思いましたし、私はとても楽しかったです。また来年も楽しみにしていていいですね?

「そうですね、このカテゴリーでやっている以上、公式戦で上のカテゴリーとやる機会は天皇杯しかなくて、それはすごく面白い経験になると思いますし、みんなで目指すのはチームのモチベーションにもなるでしょうし。サポーターの皆さんもとても楽しみにしてくださっていたと思いますから、今年はこれで終わってしまって申し訳ないという気持ちの方が、今はまだ強いですけれども。」

Q.ここから夏の中断期間までリーグは8週連続で続きますから、がんばりましょう。

「ポジティブな意味で捉えると、水曜の試合がなくなるというのは、僕たちのチーム状況を考えるとプラスではありますしね。週に1試合のペースにしっかり合わせていければいいと思うので。リーグも結果が出ていませんから、今日みたいな僕たち主導のサッカーを毎試合やっていかないといけないと思います。僕たち夏場に弱いですが、責任持ってしっかり勝てるように。ここからが本当に大切、負けられない戦いが続くと思いますから、今日ぐらいの集中力、声がけも継続していかないと意味がないと思っています。天皇杯で札幌へというのは今日までみんなの目標でしたけど、また新たに次の目標に向かって、みんなで同じ方向を目指してやっていきたいですね。それが優勝という言葉になるように、今はまだ結果が出ていませんが、こだわってやっていきたいと思います。」

Q.最後に、バスツアー含めてここまで応援に来てくださった武蔵野ファミリーの皆さん、今日は本当に声がよく響いて、素晴らしかったですね。皆さんに是非メッセージをお願いいたします。

「皆さんが札幌に行きたい思いもたくさん聞いていましたし、昔、FC東京に勝った試合の話も聞いて、もう一度そういう景色を皆さんにお見せできればと思っていましたが。今日も栃木まで多くのサポーターの皆さんが来てくれて、非常に嬉しかったです。太鼓もあって、声もいつも以上によく聞こえました。僕がここに来て初めてぐらいの熱量を感じましたし、サポーターの皆さんがすごく楽しみにしている大会だということが伝わってきたので、もうひとつ勝って上のカテゴリーとやりたかったですけど、負けてしまって札幌に行けなかったことには責任を感じています。でも切り替えてやっていかなければいけないと思うので。今後も武蔵野ファミリーみんなで良い週末が迎えられるように、頑張っていきましょう。」

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