【ラインメール青森】2024プレシーズンインタビュー（高知県黒潮町キャンプ）

2024年2月10日収録／聞き手：石川美紀子

廣末陸選手

Ｑ．廣末選手、今年でラインメール青森４年目、在籍年数的にもチーム内でいちばん長い一人ということになりました。一昨年の2022年は全試合出場、去年は累積で１試合出場停止だった以外は出場と、Ｊリーグから青森に来てからは非常に充実した毎日かと思います。ちなみに去年、春先からずいぶんイエローが多くて、累積が早い段階で溜まってしまったのは、ご自身では何か原因のようなことは感じていらっしゃいます？

「いやー、特に何かあるというわけではない、というかまあ別にもらいたくてイエローカードもらっているわけではないので(笑)、たまたま溜まってしまって、その試合が早かったというだけだと思います。」

Ｑ．その前の2022シーズンはほとんどイエローはなかったと思うので、急に昨シーズンの春先にちょっと多かったなという印象で。まあ出場停止明けはまた、ほとんどイエローはなかったと思いますしね。夏以降はゲームキャプテンもしていらっしゃって、初めてゲームキャプテンを務めていたのは９月のアウェイ三重戦だったかと思います。私ちょうど取材に行ってましたので、試合後、監督にゲームキャプテンの指名の意図を伺ったんですが、監督は「リクはすごく責任感の強い男だし、若手に責任感を持ってもらうという意味でも彼にやってもらおうと思った」というようにおっしゃっていました。これまで、キャプテンをよく指名されるタイプではあったんでしょうか？

「うーん、そんなにキャプテンをやるタイプではなかったんですけど。まあもともと、人にわりと物をはっきり言うタイプで、厳しい声がけが僕は多いんですよね。だからキャプテンをやっていてもいなくても、そういうのは僕はあんまり関係なく、特にやることが変わったわけでもないです。ただまあ、やっぱり勝負所で勝てていなかったというのはずっと事実だったので、そういう流れを監督は変えたいと思ったんだと思います。」

Ｑ．なるほど。そういう意味ではご自身としてもチームとしても、何か変化はありましたか。

「そうですね、まあ正直そこまで何か変わったということはないんですけど、やっぱりチームが上手く行っていないときというのは、本当にこう、なんていうんですかね、チームの方向性みたいなのを元に戻して修正していくという作業、それは非常に難しい作業だなというのを感じましたね。ただただ厳しいことを言っていても、やっぱり心がついてこない選手もいるので。そういうところもやっぱり配慮をしなければならなくて、かなり難しいなと感じました。」

Ｑ．昨シーズンは最終節も非常に残念な負けで、あそこで勝っていたら昇格もあったかもということもありました。オフはかなりの選手の入れ替わりもありましたが、キャンプインしてここまで２週間少し過ぎて、チームの雰囲気はいかがですか。

「非常にチームが若くなったので、勢いというのはあって、それは良いところなんですが、やっぱりチームの状況が良くなくなったときに、いかに早く修正していけるか、軌道が大きく逸れないうちに修正していけるかというのが、今年は非常に大事になるのかなと思います。」

Ｑ．クラブの今年の目標としては、もちろん決意の昇格ということになると思います。ご自身の個人的な目標も含めて、今年はどんな１年にしたいかということをお聞かせください。

「もちろんJFL優勝、Ｊ３昇格というのを目標にやっていますが、やはり去年も一昨年も、その前もそうでしたけど、昇格圏に自分たちがいるというシチュエーションが１年通じて順位表になかったので、やっぱり早い段階でその位置を取るということと、やはり落としてはいけないゲームを必ず勝ち切るということを、今年は特に意識してやっていきたいなと思っています。」

岸田翔平選手

Ｑ．今年でラインメール３年目、今年からは最年長ということになりました。キャンプインしてからここまで、今年のチームの雰囲気はいかがですか。

「若い選手が多いので、みんな意識高く元気よくやってもらっています(笑)。最年長の僕としては助かっているというか、僕がこういろいろとしなくても、元気よく声出してやってくれるんで、そこは非常に感謝していますし、それが試合にも出ているというか、アグレッシブさという今年のクラブのテーマを体現できていることが多いと思います。もちろんそこをもっと突き詰めないといけない場面も多いですけど、チームがやろうとしてるということを少しずつ表現できているのかなというようには感じています。」

Ｑ．岸田選手は2022シーズンは28試合出場、昨シーズンも26試合出場ということで、ほとんどの試合でスタメンで出ていらっしゃいますし、青森は守備が非常に堅いチームということで定評がありますけれども、その中で重要なポジションでの活躍で、ご自身としてもここまで非常に手応えのある毎日を過ごしてらっしゃるんじゃないかなと思います。ただクラブとしては、もう少しで昇格できるというところでできなかったということが続いていて、少し残念ではありますね。青森に来てからの２シーズン、ご自身ではどう振り返っていらっしゃいますか。

「守備に関しては、数字的にもリーグ戦で最少失点数というのが結果として出ていますし、その上で、やっぱりなんで昇格できていないのかというのは、得点数だったり、大事な試合で勝てていないというのが去年と一昨年の２シーズン通して明確に出ているところだと思います。チームとしてどうやってもっと点を獲っていくのかということと、大事な試合を落とさない、競っているところで最後負けない、勝ち切る力というのを、今年は本当につけていかなければいけないなというようには感じますね。その面においても、監督もチームとして明確に力をつけていこうというようには言っていて、みんなでこのキャンプで取り組んでいけているので、これからもっともっと精度を上げていきたいなと思います。」

Ｑ．ちなみにキャンプの部屋割はどういう感じになっているのか、これ伺っても大丈夫でしょうかね(笑)。

「部屋割は、そうですね、みんな仲良くだいたい３人部屋ですが、まあ今年は最年長の特権というかなんというか、僕は１人部屋です(笑)。なので逆に他の選手が１人部屋の僕を気にしてくれて、長倉とかね(笑)、気にしてくれるので、下の選手に仲良くさせてもらってます(笑)。」

Ｑ．それはよかったです(笑)。今年の目標はチームとしてはもちろん決意のＪリーグ昇格、クラブのスローガンも決意ということでしたね。ご自身はどんな１年にしたいと思っていらっしゃいますか。

「そうですね、やっぱりチームとしては優勝して昇格という目標がありますし、僕もそこに関してやっぱり試合にできるだけ多く出場して、チームの目標の達成のために少しでも力になれればいいなと思いますし、もし出られないときがあったとしても、チームのために、その他の選手のために何ができるのかというのは、練習の時もそうですし試合の時も、常日頃から探しながら、自分ができること、チームのためになることをやっていければいいかなと思っています。」

長倉颯選手

Ｑ．長倉選手もこれでラインメール３年目、昨シーズン夏以降はほぼスタメンで出ていらっしゃいましたね。去年は練習試合でゲームキャプテンを務めたりもされていたと、監督にちょっと伺いましたよ。ただチームとしてはもう少しのところで昇格できず、残念なところもあった１年でしたが、振り返っていかがでしたか。

「そうですね、去年も一昨年も、チームとしては夏以降にここを勝っておけば上位に躍り出ることができる試合で引き分けだったり負けだったり、勝ちきれない試合が何試合もあって、それが積み重なってしまって結局、昇格というのはつかみ取れなかったので。自分は去年も一昨年も、20試合以上は出させてもらっているという立場で、やっぱり責任をすごく感じています。そういう大事な試合を落としていては昇格はできないというのは、明らかに結果として出ていると思うので、まずはそこを落とさないように、自分は特に試合にもたくさん関わらせてもらっているので、より一層、そこに目を向けて、今年こそ昇格できるようにチームとしてやっていきたいと思っています。個人としては、一昨年はボランチとかアンカーで出ることが多くて、去年からはセンターバックの真ん中か左で出ることが多くなりましたけど、ポジションは関係なく、アシストだったりゴールだったりという結果や数字にこだわって、目に見える結果として勝利に貢献できればなと思っています。」

Ｑ．キャンプインして２週間少しですけれども、だいぶ選手の入り替わりもあって若手が増えましたので、長倉選手はチームの中ではかなり年長の方になってきましたね。ここまでチームの雰囲気はいかがですか。

「そうですね、ほんとに若くなったので、若い選手はやっぱりエネルギッシュというか、チームの今年のテーマでもあるアグレッシブさというのは体現できる選手が多いですよね。まあその中で、若さだけではやっぱり、なんて言うんですかね、まとまりがないというか、みんなが自由にやってしまうというような部分があるとすれば、僕は上から３番目ぐらいになったので、その道しるべというか、正しい道を示せるようにと思っています。自分たち96年世代は結構人数が多いので、その僕たちが先頭に立って、若い人たちを引っ張っていけるようにやっていきたいなと思います。」

Ｑ．ちなみにキャンプの部屋割を伺ってもよろしいですか(笑)？

「今は３人部屋で、（村上）弘有と（松本）拓海と同部屋です。隣の部屋が（吉田）将也と（町田）蘭次郎なんで、隣の部屋に行ってしゃべってることが多くて、自分の部屋にあんまりいないかも(笑)。でもキャンプ１か月で、これだけ一緒にいたらみんな仲良くなりますね。キシくん（岸田翔平選手）も最年長ですけど、ああやって若手にどんどん絡んでいったりして、チームの雰囲気はめちゃめちゃいいと思います。」

Ｑ．そうですね、雰囲気いいなと思います。今年の目標は、チームとしてはもちろん優勝して昇格するということになるかと思いますけど、個人としては、ご自身はどんな１年にしたいですか。

「個人としては、もちろん試合に出て結果を残して、またＪリーグでプレーしたいというのは強く思っていて、このチームで上がれることがいちばんいいと思うので、それを達成できればと思っています。」

原田虹輝選手

Ｑ．はじめまして、ようこそラインメール青森へ。2月8日に加入のリリースが出て、まだ合流して間もないかと思いますが、チームの印象はいかがですか。

「自分も含めてですが若手が多くて、自分の代（23歳）から下が多いぐらいで、今までのチームとは違ってフレッシュさがありますね。そこは良い部分だと思うので、みんなで切磋琢磨して、自分ももっともっと、雰囲気に早く慣れていければいいなと思っています。」

Ｑ．キャンプは今、部屋は誰と一緒ですか？

「引間大聖選手と岡健太選手です。二人とも同い年で、入ったときに、同い年というのは聞いて、楽だなというのは感じましたし、助かりました。」

Ｑ．川崎と長野から満了のリリースが出てからここまで、ずいぶん間が空いてしまって、ご自身としても難しい時間を過ごされたんじゃないかなと思いますが、そのあたりのことを少し、お話を伺ってもよろしいですか。

「そうですね、まあトライアウトを受けて、どこのチームからもオファーがない状況で、オフシーズンがいつもより長いという状態で過ごしていましたけど、急にここが決まったので、準備としてもそこまでめちゃめちゃできていたわけじゃなくて。そこはプレー面でもフィジカルの面でも不安要素はまだたくさんあるんですけど、やっぱりこのチームに拾ってもらったというのはほんとに感謝しかないので、そこをピッチで表現するのが大事だなと思っています。そこの気持ちは忘れずにやりたいなと思います。」

Ｑ．ご自身初のJFLというカテゴリーということになって、このチームはＪリーグでやっていた選手も多いですけれども、みんなJFLに来るとまた全く違うというように言ってますので、おそらく原田選手にとっても今までとは全く違う世界になるかなと思います。今シーズン、どういったことを目標に、どんな１年にしたいかということをお聞かせください。

「最終的な目標は、チームとして優勝して昇格というのはあると思うんですけど、やっぱり個人としては、このチームへの感謝は本当にピッチでしか表現できないと思っているので、今年はそこを常に心に持ちながら練習からしっかりやりたいなと思っています。まだ合流したばかりで自分の特徴のプレーとかもまだ分かってもらっていないかと思うので、そこはいち早くみんなにアピールして、表現できればいいなと思います。」

Ｑ．具体的には、ご自身ではどういったところがプレーの持ち味だと考えてらっしゃいますか？

「常にボールに関わるところとか、人との関わりでどんどん前にボールを配球することだったり、中盤でプレーするので攻守に貢献できればいいなと思います。」

山口和樹選手

Ｑ．まずは昨シーズンの振り返りから伺いたいんですけれども、夏以降はスタメンに定着して、11月に２得点、春先よりも徐々にコンディションが上がってきたかなと、それはその前のシーズンはあまり試合に出られていなかったところから、ここに来て試合に出るようになったことで状態が良くなったところもあるのかなというように私は見ていましたが、ご自身では振り返っていかがでしょうか。

「そうですね、まあ言われた通りね、長野のときはなかなか試合に出られなくて苦しかったですけど、まあでもトレーニングや練習試合ではコンディションも悪くなかったので、その流れで青森に来て１年目、いけるかなと思ったんですけども。なかなかシーズン最初の方は、途中出場だったり出られなかったりもあったんですが、うーんでも、そこに焦りとかはなくて、試合に出たらこうしたいといったことを常にしっかり考えてトレーニングや練習試合をしていたので、それがうまく、なんて言うんだろう、結果になったと言いますか、試合に使ってもらえるようなったので。そこのメンタルの部分も良かったんじゃないかなと思います。若い頃だったらイライラしたりとかしていたと思うんですが、そこの考え方は変わったかもしれません。ちょっとは大人になったのかなと思います。」

Ｑ．メンタルの部分での考え方が変わるきっかけのようなものは、何かあったんですか？

「きっかけは、うーんそうですね、妻の存在かもしれないですね。出会う前は本当に、なんだろうな、自分勝手じゃないですけど、周りは見えなかった感じはあったんですが、今は近くでサポートしてくれているので、そこは変わったと僕の周りの人も言ってくれるし、そこは大きい存在かなと思います。結婚したのは長野１年目なので、それぐらいからだと思います。」

Ｑ．そうなんですね、それは良いお話を聞きました。昨シーズンはチームとしては非常に悔しい１年で、秋以降は特にそうでしたけれども、上がれそうなところまで来ていても、どうも勝ちきれないという状態で昇格を逃したというシーズンでした。今シーズンはずいぶんとチームが若返って、年齢的に山口選手もかなり上の方になりましたので、チーム内での責任感というようなものも増しているのではないかと思います。

「実は今シーズン、キャプテンを任されたので、そこはもう責任感を持たざるを得ないという状況です。僕は今までもいろいろ、湘南、琉球、長野とＪリーグのクラブでやってきて、経験はない方ではないので、そこを若い選手たちに還元していく、伝えていくというのは意識して１年やっていこうと思います。上にキシくん（岸田翔平選手）もいるので、サポートしてもらいながら、うまく若いチームを良い形で作り上げていきたいなと思います。」

Ｑ．そうでしたか。あとこれは皆さんに伺っているんですが、キャンプの部屋割はいま誰と同部屋ですか？

「福島から来たマコ（河西真選手）と２人部屋ですね。でもあんまり喋んないんですよ(笑)。まあでも僕の部屋にいつも稲葉楽と佐久間駿稀と平田海人がいるんです。僕がいなくても部屋にいる。なので、うるさいっすよ(笑)。」

Ｑ．賑やかにやっている感じですね(笑)。今年はチームとしてはもちろん絶対昇格、個人としてはどういったところを目標にしていきたいですか。

「そうですね、まずはやっぱり怪我をしないということですね。怪我をしたらね、サッカーできないんで、そこはもう毎年しっかりケアをしています。あとはそうですね、僕が勝利に導く得点やアシストをすること。やっぱり結果を出すというところは、今まで以上に意識してやっていきたいと思っています。」

吉田将也選手

Ｑ．昨シーズンからラインメールに加入して、去年の春先は怪我で少し出遅れてというような１年の始まりだったかと思いますが、シーズン後半に入ってからは右サイドでスタメンに定着してご活躍でしたね。私は写真を撮るので、その印象での話ですが、吉田選手の特徴としては粘り強い守備と当たり負けしない身体かなと思って見ていました。そのあたり、ご自身ではいかがでしょうか。

「そうですね、青森に来るまでは、身体はむしろ弱いというか、コンタクトプレーとかはあまり好きじゃない方だったんですが、青森に来てからは、JFLというカテゴリーはやっぱりバチバチとした球際で負けないチームが上位に行くという印象もあって、筋トレや体幹を鍛えるようになりました。春先は怪我もあってサッカーの練習ができない中で、まずは肉体的に改造しようと思って、それが復帰してスタメンに定着してからは、粘り強い守備や身体で負けない強さを感じていただけたということだと思います。僕個人としては、やっぱり攻撃のところでのクロスだったり、チャンスメイクというところを売りにここまでやってきて、それでプラスアルファ、青森に来て身体をもう一度作り直して、良い守備も含めて求められることはすごく多いので、そういったところは去年１年間、やってきた部分かなというように思います。」

Ｑ．なるほど。ただチームとしては残念な試合も多くて、非常に悔しいシーズンの終わり方だったなと思います。

「まあやっぱり僕自身も春先からの怪我でなかなかチームに貢献できない歯がゆさみたいなものもあったし、自分が出ていない試合で負けたり引き分けたりすると、やっぱり自分が出たらもっとこうしたなとか、いろいろと考えるところはあったんですけど。自分が復帰して、本当に全勝するぐらいの気持ちで臨んだ中で、自分としては初めてのJFLというリーグでやっぱりそんなに甘くはなかったですね。僕は中断明けのマルヤス岡崎の試合から出ていたんですが、なかなか勝てない試合というか、取りこぼした試合も多くて、どうしてこんなに上手くいかないんだろうっていうように自分も悩んだ時期もありました。僕個人としても、試合勘っていうんですかね、怪我で離れていた時期が長かったので、感覚を取り戻すのもちょっと時間がかかってしまったかなというのは反省点です。公式戦と練習試合ってやっぱり違いますしね。去年出た試合で僕が本当に満足した試合、100％この試合で良かったなと思ったのは本当に数試合しかありませんでした。今年は新しい選手も増えて、去年から在籍していた選手もだいぶ若返ったと思うんですが、それをどういう感じに合わせていくか。僕ももう年齢もだいぶ上になってしまったので、僕個人のことはもちろん第一に考えないといけないですが、チームのことも考えないといけないので。そういったところは、去年の反省点を生かしながらやっていければなと思います。」

Ｑ．キャンプインしてこれで２週間ちょっと、今おっしゃっていたように、ずいぶん人も入れ替わって若返りましたよね。雰囲気的にはいかがですか。

「やっぱり新加入の選手が増えると、コミュニケーション不足も生まれがちですが、僕もラインメールに来る前は毎年移籍していて、新加入で入ってくる難しさみたいなのはよくわかってるので。自分が初めて、青森で２年目となったときに、新加入の選手をいかに気持ちよくやらせてあげられるかというのは考えています。僕自身もコミュニケーションをどんどんとっていきたいと思っていたので、そういう部分では、良いトレーニングもできていますし、練習でやっていることがトレーニングマッチでもうまくできていますね。どの選手が出ても、本当に選手それぞれの個人の良さがすごく出ているので、僕が最初に心配していたよりは、ずいぶんとこのチームも、この時点に関してはまとまっていて、良い雰囲気でできているかなというように思います。」

Ｑ．楽しみなシーズンですね。今年の目標としては、チームはもちろん昇格ということになるかと思いますけれども、吉田選手個人としてはどんな１年にしたいですか。

「去年は怪我をして最初に出遅れたシーズンだったので、まずは開幕戦からチームに貢献できるように、フルで試合に出られるようにやっていくことと、去年からの課題だった攻撃の部分で、やっぱり得点力というのはすごく課題だというように言われていますから、僕、Ｊ３では９アシストがキャリアトップなので、それを上回る２桁アシストをしたいですね。それができれば攻撃力の改善にもなると思うし、チームも活性化してくると思うので、僕個人としてはまず２桁のアシストを目指して、チームの勝利の貢献できればいいかなというように思います。」

高知キャンプ練習風景