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【明治大学 vs.クリアソン新宿】試合後コメント

東京都サッカートーナメント決勝(天皇杯予選)/明治大学 0-1 クリアソン新宿(2023.05.07)
10分 岡本達也(新宿)

須藤岳晟選手(新宿)

Q.クリアソンの新しい歴史が創られた日になりましたけれども、今日のお気持ちはいかがですか。

「本当にクリアソンらしく、スタンドも含めてみんなで全力以上のものを出そうとする戦い方をして勝利を掴めたのは、とても感動しましたし、こういう瞬間をたくさん作るために僕らはやってるんだなということを再認識できました。東京の代表にならせてもらって、こういう瞬間を少しでも全国に届けられるチャンスをいただいたと思っているので、より気を引き締めて、またみんなで頑張ろうと思います。」

Q.2週間後が初出場の天皇杯本戦初戦ということになりますね。抱負をお願いいたします。

「クリアソン新宿という名前を背負って、新宿の街の方もそうですし、応援し共に戦ってくださっているパートナーの方々もそうですし、クリアソンにかかわる全ての方々と一緒に、天皇杯本選に初めてチャレンジできるチャンスです。いつも通り、闘う、走る、声を出すという僕らの大切にしているあり方を体現することで、何か届けられることがあるんじゃないかと信じてるので、変わらずに思いっきりぶつかっていきたいなと思います。」

岡本達也選手(新宿)

Q.ゴールシーンを振り返っていただけますか。

「僕はシャドーのポジションなので、試合前に、右サイドの澤井(直人)と、前に入るのか、2列目で準備するのかみたいなところをいろいろ話をしていました。たぶん澤井も中を見ることができない状況で、以心伝心じゃないですけど、その形が出てイメージがぴったり合いました。最高でしたね。」

Q.交代後から試合終了までの間はどんなお気持ちでしたか。

「仲間の顔を見たり、声かけ合ったりしている時に、本当に11人もそうですし、ベンチのメンバーも含めてすごく集中していて、繋がり続けられていたなという感覚はあったので、交代した後も、あまり心配せずに大丈夫だろうなというところはありました。」

Q.Jリーグのクラブからクリアソンに移って長くなりましたが、そういう意味で今日の結果は感慨深く思っていらっしゃるのではありませんか。

「そうですね。僕らもそのうちJクラブになると思ってやっていますけど、ただやはり天皇杯では、Jクラブと対戦できるのもそうですし、やはり全国の人たちに自分たちの存在を知ってもらえたりだとか、それは僕たちがサッカー通じて届けたいものをより多くの人たちに届けられるチャンスでもあるなと捉えています。そういう意味では貴重な機会ですし、これを掴み取るというのは本当に嬉しいですね。今日のメンバーの中だと、ゴールキーパーの阿部(雄太)が僕より1年早く入団していて、途中出場の22番の剣持(雅俊)が、たぶん東京都 4部か3部からやっています。僕は東京都1部からなんですけど、またひとつ歴史を創れたなという感覚で、嬉しいですね。まだまだ目指すところは先にあるんですけど、自分たちで新しい歴史を創れましたし、いま一緒に頑張ってる仲間とこういう経験ができたので、特別な気持ちです。」

Q.岡本選手ご自身は、クリアソンのサッカーを通じて何を届けたいと思っていらっしゃるのでしょうか。

「僕は人間の幸せの原点は、やはり人との繋がりを感じられることだと思っています。僕らのチームを見てもらった時に、仲間との繋がりだったりとか、観客の人たちとの繋がりだったりとかを、いろんな人たちに、やっぱりこういうのいいよなとか、豊かだなとか、幸せだなと思ってもらえるような、自分たちのサッカーがそういうものに繋がっているのだとしたら、自分たちががんばっていることにすごく価値があると思えます。それを岩手で試合することによって、その人たちにも届けられるようにしたいです。もちろん、勝利を本気で目指す過程でそういうものが漏れ出すと思うので、絶対に勝利をみんなで勝ち取るというところを目指しながら、自分たちのあり方とか振る舞いとかでそういうものが届いていったらいいなと思います。」

Q.今日、試合が終わった後、パートナーの皆さんとひとりひとり挨拶している姿が印象的だったんですが、今どういう思いでいらっしゃいますか。

「そうですね。パートナーの方々もそうですし、雨の中でもたくさんの方が来てくださって、しかも、今日の試合はワンプレー、ワンプレーに、会場の応援に来てくださってる方の拍手だったり、声だったりとか、そういうものが本当にチームの力になってたので、ありがたいなと思います。僕はもちろん、自分たちが強くなりたいとか、優勝したいとかというのはあるんですけど、 皆さんと一緒に喜びを分かち合えたりだとか、一緒に笑顔で幸せだねと思えるような瞬間こそが、サッカーをやっているひとつの目的だなと思っているので、あの人たちのためにもというのはもちろんそうですけど、僕もあの瞬間をなるべくたくさんの人たちと共有したかったというのが、率直なところですね。」

Q.国立でもたくさんの観客の皆さんが集まっていました。長年いらっしゃるからこそわかる、クリアソンの存在の広がりみたいなものを、いま実感されていますか。

「クリアソンに入ったときは、クリアソンと言っても誰も知らないという状況だったので、ちょっとした小さい活動の積み重ねだったりだとか、あとは自分たちのことを知ってくださった方が、また隣の人を繋げてくださったりとか、そういう細い糸がどんどん繋がって、少しずつ広がってきているので、そういうつながりを全部大事にしていきたいなという気持ちです。」

Q.2週間後はいよいよ天皇杯本戦です。ファン・サポーターの皆さんにメッセージをお願いいたします。

「地決(全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)の予選ラウンドが岩手で、僕らは3試合あそこでやって縁があるんですよね。応援してくださっている方々と本当に繋がりながら、もっとこの輪を大きくして、幸せな人や豊かになれる人を一緒に増やしていけるとすごくいいなと思っています。遠いですけど(笑)、今からチケットを準備していただいて、現地で応援していただける方にはぜひ来ていただいて、今後も一緒に戦ってもらえると嬉しいなと思います。」

池谷友喜選手(新宿)

Q.今日はクリアソンの新たな歴史が創られた日になりました。今のお気持ちはいかがですか。

「率直にすごく嬉しいですね。このチームは本当にまだまだのチームではあるんですけど、今日の試合に入る前もみんなで歴史を創ろうって話をしていました。記録もそうですが、自分たちの記憶にも残るような、本当に熱いゲームしよう、という話をしていて、それが本当にピッチで90分体現し続けられたなと思うので、本当に嬉しいし、本当に熱かったし、本当にすごく良い日だなと、率直に思っています。」

Q.悪天候の中での試合でしたけれども、試合全体を振り返っていかがでしたか。

「いや、苦しかったですね。やはり明治大学は上手いし、強いし、速いし。大学のレベルとしては、本当にトップクラスだというのを感じました。けれども、自分たちの大切にしてるものとか、苦しい時こそ仲間と繋がり合ったり、声かけ合ったり、体で見せたりとかというものを体現できた試合だったと思うので、これがクリアソン、こういうゲームを勝ち切れるのが本当にクリアソンだというゲームでした。明治大学のゲームではあったんですけど、クリアソンのゲームでもあったというところが率直な感想です。」

Q.2週間後がいよいよ天皇杯本選ということになりますので、ぜひ抱負をお願いいたします。

「Jリーグのチームと戦える機会はそうそうないことですからね。自分たちはJFLの先にあるJリーグを見ているので、そういうチームとやれるチャンスっていうのは、すごくありがたいことでもありますし、自分たちのいる現在位置というものを知ることができる良い機会にもなるのかなと思っています。とはいえ、本当に勝ちを目指して、クリアソンらしく戦うことがやはり勝利に繋がってくるのかなと思います。あとは、岩手に来てくれる、新宿の方、グルージャの方もそうですし、応援してくれる全ての方々にクリアソンを見せられるということを思うと、すごくワクワクします。そのワクワクとか、この高揚感みたいなものを、ピッチで体現したいなと思います。」

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