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セブンの炒飯無しでは生きていけない身体

今日も今日とて自炊をサボった。
水道水が冷たいのとシンクに洗いものが積まれているのとで、もう自炊する気は完全に失われてしまう。いずれどうにかしなければならないが、その「いずれ」が中々訪れてくれない。

そういうわけだから今日も晩御飯はセブンの炒飯である。
袋のまま調理から喫食までできる傑作商品だ。もう何度リピートしたか分からない。セブンに寄ったときには、たとえ食品の備蓄が十分であっても必ず二袋ほど買って冷凍庫に突っ込んでおくのだ。そうすれば、いつ自炊するやる気がなくなっても夕飯をとることができる。

もはやこれなしでは生きていけない。
最近はもうめっきり自炊をしていないのだ。米を炊くのもパスタを茹でるのも、「自炊」と呼ばれる行為の中では最低限のものだが、それでも面倒なものは面倒なのである。
朝起きては菓子パンかシリアルを口に押し込み、また布団に入って昼に起きては菓子パンかシリアルを飲み下し、また布団に入って夜に起きてはセブンの炒飯をチンして食べる。最近の私の生活はずっとそんな調子である。

翻して言えば、こんな調子でも生きていくことはできる。
食欲さえ失われていなければ、この程度の雑な食生活でも生存自体は可能なのだ。同じようなものばかりで気が滅入ることもあるが、飢えても色々な事情があって食べることができない、といった状況よりはいくらかマシだろう。それが惰性によるものであろうが、食欲があるということ自体も幸運の賜物なのだ。

今後もそういった幸運に感謝しつつ、惰眠を貪っていこうと思う。
今日はいつもと比べて特にやる気がない。これを投稿したらまた横になろう。

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