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動物性たんぱく質の宴

今日は家賃の振り込みついでにスーパーに行って食料品を買い込んできた。これでまた十日間くらいは外に出ずに済むはずだ。毎日が休日の暮らしをしているのでよく分からないが、世ではそろそろゴールデンウィークだろうから、外にワッと人が増える前に用を済ませることができて安堵している。まぁ、私の普段の生活圏はスーパーとコンビニくらいで、別に行楽地に住んでいるわけでもないから、人が増えるとは言ってもたかが知れているか。

買い物に行った日の特権として、今日は昼食夕食共に豪華であった。
昼には豚のヒレカツといなり寿司、夜には唐揚げ弁当を頂いた。昨日までのもそもそとしたシリアルメインの生活とは全く違う、動物性たんぱく質たっぷりの食事である。やはりというかなんというか、食べ物というのは人間のメンタルに及ぼす影響がかなり大きいようで、自分でも分からないうちに蓄積していた疲れのようなものが一気に浄化されていくような心地がした。美味いものを食べて寝ればいくらかハッピーでいられる。
毎日ハッピーでいたいものだが、毎日こういった食事をするには毎日外出しなければならず、それはかなりハッピーではないので難しいところだ。連続して外出することもままならないような人格だから、毎日外出しなくてもいい生活をしている時点で相対的にハッピーではあるが、慣れてしまうと有難みというのはつい忘れてしまいがちである。

冷凍食品(つくねとチキンカツ)の備蓄がある程度あるから、任意のタイミングで動物性たんぱく質を摂取することも不可能ではないのだが、散々書いているように私は米を炊くのも億劫に感じてしまう性格であるから、米と一緒に冷凍食品で零汁一菜といった食事をするのも稀なことだ。もちろん冷凍食品だけで食べるという選択肢もあるにはあるが、なんだか勿体ない気がしてずっとやっていない。おかずだけ食べるというのもちょっと変だ。毎日薬を飲んでいるからアルコールのつまみにするわけにもいかない。
まぁどうしても肉が食べたいというときの切り札として温存しておくことにしよう。冷凍食品なのに温存とは字面がちょっと可笑しいが。

引きこもれば引きこもるほどにメンタルが擦り切れていくのは必然のことである。今日は買い出し初日ということもあり、メンタルの調子としては日常的に望みうる最高の部類にあるだろうから、今のうちに楽しめるものを楽しんでおくことにしよう。

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