20分間生き残れ！ 新ローグライクアクション『20minutes till dawn』をやろう！
『Vampire Survivors』の登場で近頃熱狂的なブームを見せているローグライクアクションゲーム界隈に新作が登場した。
その名も『20minutes till dawn』。その名の通り、押し寄せてくる異形のモンスターたちから20分間生き残ることを目的としたローグライクアクションゲームである。『10minutes till dawn』と称された無料版がsteamで公開されているので、まずはこちらをやってみてプレイ感を確かめてみるのがいいだろう。
今回の記事ではこの作品がどういったゲームなのかを紹介していく。
まず、本作はシューティングゲームである。
Vampire Survivorsと同様にレベルアップによってパーク（スキル）を取得して強くなっていき、制限時間内の生存を目指すというのは変わらないが、Vampire SurvivorsがWASDによる十字方向の操作のみだったのに対して、本作20minutes till dawnではマウスとクリックを用いた射撃も重要な操作となる。
この都合上、きちんと敵に狙いを定められているかという、いわゆる「エイム」の技術が多少必要になってくる。特に序盤から中盤にかけては、ほとんどの火力を直接射撃に頼ることになるため、特にそれが顕著である。
かの作品ほどジャラジャラした感じはなく、エイムにおいても避けにおいてもよりシビアな操作が求められているように感じた。
また、クリックによって射撃するため、マウスの消耗が激しい点は若干気になった。
パークはツリー状になっており、基礎的なスキルを取得することで、その上位に当たるスキルが順次解放されていくという仕組みになっている。
また、複数のスキルを同時に取得していることが条件になっているであろうシナジースキルのようなものも存在しており、こちらを取得すると爆発的な火力を得ることができる。
ゲーム中に取得していくパークと、各キャラクター固有の能力、そして選択する武器の性能を考慮してビルドを組むことによって、20分間生存が見えてくるだろう。
また、プレイすることによって得た通貨を使って、プレイヤーを永続的に強化することもできる。
この強化ができる場所は配置が若干分かりづらい。キャラクターと武器を選択する画面の右上、「ルーン」欄で強化することができる。
キャラクターや武器の開放をするのも大事だが、早い段階でクリアしたいならルーン強化を優先すべきだろう。
おすすめのキャラクターはダイアモンド。このゲームはライフ管理が非常にシビアなので、初期ライフが非常に多いダイアモンドは安定した攻略を可能にしてくれるだろう。少なくとも、ゲームに慣れるまではこのキャラクターでプレイするのを勧めておく。
武器は何でもいいが、初期武器のハンドガンが無難に強い。他の武器は皆クセが強いので、触ってみたくなったら触るくらいで良いだろう。
参考までに、私が20分生存してクリアした時のビルドを紹介しておく。
キャラクターは火花。武器は二丁サブマシンガンで、雷と連射速度強化のパークを主軸に取得していく。
火花の固有能力および雷系のパークは攻撃が着弾することによって発動するため、射撃の威力が如何に低かろうが関係なくダメージを出すことができる。火傷系パークを並行して取得し、シナジー型のパークであろう「オーバーロード」を取得すれば、クリアは目前だ。
ただ、火花はライフが2と非常に少ないので、ライフ管理系のパークも並行して取得していくことを強くおすすめする。
といった感じで、新作ゲーム『20minutes till dawn』の紹介としたいと思う。
本作はアーリーアクセス段階であり、今後さらなる開発が見込まれているため、今から買ってアップデートを待ちながらプレイするのもまた一興だろう。
死ぬ度に、あるいはクリアする度に「もう一回だけ」と繰り返し、どんどん時間を溶かしていこう。
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