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歩みを止めない。コツコツ積み重ねる。

随分昔ですが
35歳転職限界説が叫ばれていましたが、
最近は全く聞かないですね。

それだけ人手不足が進んだという証拠でしょうか。

35歳にこだわる必要はなくなっていますが
私はこの年齢には
何らかの意味があると考えてます。

キャリアプランを本気で考え始める
「適齢期」ではないでしょうか?

不惑への準備とも言えそうです。

産業構造の変化が速くなり
個人のキャリアも一生涯通用するものが
年々少なくなるばかりです。

意識的にスキルや経験を高めなければ
気づいて時には手遅れとなりかねません。

そういう厳しい時代であることは
正確に認識しておいたほうがいいでしょうか。

いずれにしても
何をしたって
何かを手に入れると同時に
何かを失うものです。

裏を返せば
何かを失うから
何かを手に入れられるとも言えるかな?

時間は有限ですし、
同じ時間内、同じ場所で
「時空」を超えることはできません。

その時に楽しかった…で終わるのではなく…
中長期的な展開を考慮の上で
もっと良いものを手に入れることができる
可能性があったのではないか?

小さな喜びの裏で
大きなものを失ったのではないか?

そんなふうに自分の行動を
見返すことも必要でしょうか。

八方美人になって
大事なものを失うのは避けたい。

本質の追求ですね。

遊んでばかりいたら
やはりそういう人生が待ち受けています。

行くべきはそこじゃない?
こっちのほうがいいじゃないか?
その時間、
もったいなくない?という振り返り。
自制、自省、自戒…。

当然、長い人生のなかでは
上手く行くことばかりではなく、
誰だって失敗するものです。

ですけど…
ひとつの不幸にとらわれて
何もかもを不幸な目で見てはいけませんね。

幸せは自分の心が決めるのです。

不幸モードに突入している人は
世の中のあらゆるものを不幸な目で見ています。
これじゃ自分が辛いっす。
周囲へも辛さをバラまいています。

幸福モードで見れば
意外と小さな幸せがあるものなのに。

人を批判しても何も変わらない。
人を貶めても自分が浮上することはありません。

これも世の中の真理ではないでしょうか?

年齢を積み重ねるにしたがい、
自然と中長期的な視点が持てて
慌てず騒がず冷静な判断ができて、
近視眼的にならずに視野が広くなり、
逆説的な思考もでき
人を許せるようになり、
判断力に磨きが掛かるものなんですよ。

焦って結果を欲しがるのではなく
結果を出せる「実力」を付けることです。

実力がないまま結果を欲しがるから
上手く行かないのですよね。

もう10年早く
こういう考えを持てたら…とも思いますけど
仕方がないので前進します。

歩みを止めない。
コツコツ積み重ねる。

結局はここが問われるのですよね。


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