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自分の人生やキャリアを振り返ってみて、
つくづく残念だなと思うのは、
中長期的な視点を手に入れたのが
40歳前後であったことです。

これを20代後半から30代前半で持っていれば、
絶対により今より良い人生を送っていたと思う。

だから若い方々には
中長期的な視点の重要性を伝えたいんです。

でも若いうちには
気づけないものなのかもしれません。

私自身も気づくチャンスはあったはずだし
おそらくそれはスルーしてきたのだと。

まあ遅ればせながらも
気づけて良かったとは思いますよ。

40才になっても、50才になっても
まったく気づけないで
かなり痛い人生を送っている人も
意外と少なくないですからね。

世の中には責任感の強い人が多くて
何でも自分で抱えてしまったりしますね。

でも私はやっぱり
喜びや嬉しさは人と分かち合うことで
その価値は倍加すると思いますし
辛さや悲しみは人と分かち合うことで
その苦しみは半減すると思うのですよ。

人と分かち合うって大事です。
いいことも悪いことも。

こういう姿勢を持っておかないと
聞く耳を持てないから
大事なことに気づけませんね。

始めるのは簡単だけど
続けるのは難しい。

存在価値を維持するためには
持続的な価値を創出していかないといけない。

個人でも、組織でも同様だし、

人の役に立たないことを続けようとしても
そりゃ続きませんよね。

どんな価値を創出するのか?
自分に何ができるのか?

自分に問い続けること。

何にも考えなければ
そういう人生が待ち受けていますし、
自分勝手な私利私欲ばかりを考えるなら
いずれ制裁を受けるでしょう。

キャリアや人生というのは
確実に自分を現わすのですよね。

おそろしいくらいに正確な通信簿を
近い将来にもらうことになります。

オレは貯金よりも
貯筋したいんだよ…という知人。

思わず吹き出してしまったけど、
これもその人の価値観であるし、
今の彼の優先度は筋肉なんですね(笑)。

キャリアや人生も
「今」の自分の価値観が
明確になっただけで、
すでに解決に向かってます。

問題発見が8割。
まずはここからですね。

何がしたいの?
どうなりたいの?

出発点はここですし、
なりたい自分にしかなれませんよね。


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