ゲルハルト・リヒター批評 東京よりも愛知。スペースの限界と、作家の評価はいかに考えるべきか これまた賛否両論の国立近代美術館を考える

ユージーンスタジオに続いてゲルハルト・リヒター評。編集部の転載許可で大いに時間が経過した。終了後ならば構わないということなので微調整をしていこうと思う。また公開後更新できることを知ったので、気負わず公開していく所存である。

思い返すと2022年は近年稀に見る展覧会イヤーであった。言及するゲルハルト・リヒターの他に、リー・ウーファン、チンポム↑、ユージーン・スタジオ、デミアン・ハースト…2023年は一転、全国こういった芸術史と社会的インパクト双方兼ね備えたアーティスト、ペインターの展覧会はほぼ見られない。数年小休止といったところか。

リヒターは何と言う必要はなく大御所であるが、国立近代美術館の展示は難しいものがあったようだ。すでに一部からは賛否の声が上がっている(筆者注:当時の執筆が展示期間中であった)。(続く)


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