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AZW史③ REVISIONの栄枯盛衰

皆さん、こんにちは。AZW GMのSATOSHIです。今回のAZW史は、先日の蕨大会で惜しまれつつ解散となったREVISIONの歴史を振り返りたいと思います。旗揚げから2年半、最前線でAZWマットを盛り上げた白の教団はどんな歴史を歩んでたのでしょうか。

#0 メンバー紹介

クスリ松村
REVISIONのリーダー格。ハイポテンシャルなハイフライムーブと業界随一のスピードで相手を翻弄する。
ガッツ人妻
REVISIONの頭脳。巨体からは想像つかない緻密なファイトスタイルで相手を追い込んでいく様は見るものを驚かせる。現在長期欠場中。
コップのフチ正信さん
REVISIONの反則王。自分の利益と勝利を手にするためには手段を選ばない。学生時代は真っ当な三冠チャンピオンだったはずだが、卒業した途端、手癖が悪くなってしまった。
うす塩ホソメン二郎
旗揚げ戦でガッツの幇助を受け、ユニット入りしたものの、それ以来姿を現していない。どうやら社会に揉まれているらしい。
ケニー・オメコ
REVISION影の主役。学生時代憧れの存在だったクスリを慕いユニット入り。ユニット後期は彼を中心で動いていたのかもしれない。
John Doe
たまプロフェスタ大会でガッツが連れてきた謎のマスクマン。トーナメントからその正体が実力者であることが噂されていたが、自我を持ったら…

#1 結成 2021.2.14 蕨レッスル武闘館

結成のきっかけは、①でお話しした通り、極妻タッグの突然の解散から始まります。太くて固いの星ぃ野勘九郎を裏切る形となったガッツ人妻は、メイン終了後にクスリ松村と結託。セミファイナルでガッツに幇助される形となったコップのフチ正信さん、うす塩ホソメン二郎とともに、AZWリングを改訂するユニット「REVISION」が結成されます。旗揚げ戦のエンディングでこの4人にリング上を占拠される事態となったAZW。翌たまプロ大会でもケニー、Johnという新戦力を携え、正規軍相手に快勝。ここからトーナメントを経て破竹の快進撃が始まります。


#2 王座戴冠 2022.5.8 蕨レッスル武闘館

トーナメントでは、ガッツとクスリが勝ち進み、フチはかつての師相手に反則負け。ケニーとJohnも1回戦敗退ながら、各々個性を発揮したと思います。2回戦はガッツが不戦勝となりクスリのみ出場。nkwの次期エース候補だったチョコット・シタイナー選手を技ありの丸め込みで仕留め、準決勝進出。
かくして、トーナメント準決勝はREVISION同門対決となったガッツ人妻VSクスリ松村。かねてからベルト戴冠を公言していたガッツはこの同門対決でどう動くのか注目されてましたが…
結果から言えばリーダー格クスリに勝利を献上。試合中に葛藤する様子は何かを予感させましたが…
決勝のカードとなったのはクスリ松村VSシルガデター・スマタローン。こちらは改めて動画でご確認いただければと思います。

試合はREVISIONのやりたい放題。終わってみれば完勝での王座戴冠でした。現在もこの王座はクスリ松村が保持しております。次回の防衛戦はVS  SUMA(元シルガデター・スマタローン)。これもまた運命ですかね。

#3 自我の芽生え 2022.5.8 蕨レッスル武闘館

クスリの王座戴冠の裏で、REVISION内部ではとんでもないことが。そうです、John Doeに自我が生まれたんです。John Doeは英語で「名無しの権兵衛」という意味。その名の通り、自らの感情を押し殺して闘う選手ながら、そのテクニックはアマチュアマット界随一の呼び声があった選手。Johnが動き出したのは2022年の2月。REVISION結成の発端となったガッツと勘九郎が6人タッグマッチで再戦したこの大会。詳細はこちら。

結果的には、この大会で初登場となった貧弱人間華奢ーンがガッツから直接取るという金星をあげたのだが、試合後収まらないガッツは勘九郎をREVISION全員で蹂躙。しかし、その輪に加わろうとしなかったJohn Doe。最終的には1発入れますが、何か勘九郎に思い入れがあったのか…その答えが出たのが5月大会。
この日ガッツはトーナメント出場のため、勘九郎は新入りのオチンコ・ブラホック(現 BRA-VO)と組み、ケニー、John組と対戦。詳細はこちらをご覧ください。

なんと、John Doeの正体は、かつてSWSガクセイプロレスで勘九郎の後輩だった立ちション・クレイジーだったのです!!1年間喋れなかった鬱憤が溜まってたのかマイクがめっちゃキレッキレです。興奮しすぎてGMは噛み噛みです笑

#4  長期欠場 2022.7.10 蕨レッスル武闘館

そんなこんなでタッグマッチで再戦が決定した両者ですが、ここでアクシデントが。ガッツが怪我により長期欠場に入ることが決定したのです。しかし、ガッツは必ず復帰することを宣言。色々問答があったみたいですが…笑彼が着用していたガウンは、後日この大会でシングルチャンピオンクスリ松村に挑戦した華奢ーンに託されます。


そして、今大会のカードはクレイジーVSケニーのシングルマッチに変更されました。

ここで勝利したクレイジーは、ケニーのことを認めるような発言。裏切れど同期の絆…なのかな。しかし、これで黙ってないのがチャンピオンクスリ松村。自ら敵討ちと迎撃を宣言。こうして行われたのが9月大会のこちらの試合。

ここでなんと、クスリが勘九郎から直接取られるという異常事態!ノリにのった勘九郎はシングル王座への挑戦を表明。11月にタイトルマッチが行われます。

#5  大統領からの宣戦布告 2023.2.19  蕨大会

勘九郎を破り、その後栗橋大会で代表ディック・ズレーターも破ったクスリは、意気揚々と2周年記念ワンデーナイトタッグトーナメントにエントリー。ここで覚醒したのがそうケニー・オメコ。この試合の時のケニー、マジすごいから見てほしい。

昼にvolucano(ニョー・ドーリング&シルガデター・スマタローン組)を突破したREVISIONは、続く準決勝でcamarada(エル・ジャガリコ&DANSHOKU組)と対戦。ここで事件発生。

理不尽大統領こと美乳輪光率いる極悪軍団HAPPY STATESが突如REVISIONを襲撃!壊滅状態となったREVISIONはなすすべなく敗退。さらには、REVISION相手に惨殺そして解散まで追い込むと宣言。こうして5月の高島平大会にて対抗戦が行われることに。

試合はセコンドも入り乱れ,収集つかずノーコンテスト。この日クスリはRAWからの刺客、牛久剛太郎相手にシングル王座の防衛戦があったのですが、この試合も酷かった…

試合をぶち壊した大統領は改めてREVISIONに対してユニット解散を要求。怒り心頭のクスリはこれを呑む代わりにハピステに対しても負けたら解散の敗者ユニット解散マッチを提案。次回大会での開催が決まりました。

#6  解散 2023.7.23  蕨レッスル武闘館

ここからは動画が公開されてないので写真にて失礼します…!



まあこれを書いてる…ってことはそういうことです。試合に負けたREVISIONはこの試合を持って解散。裏切ったコップのフチ正信さんはハピステに加入というバッドエンドに。

最初は傍若無人に暴れ回る姿が印象的だったREVISIONですが、この2年半の活動はAZW史に大きな1ページを記したと思います。(noteも過去最長。)
果たして、今後メンバーの4人はどんなキャリアを歩んでいくのでしょうか。まだまだ楽しみです。

というところで今回はここまで。次回の題材は何にしようかな〜

最後にお知らせ

AZW今後の興行情報


9/10(日)蕨レッスル武闘館
今回のAZW史の続きを見たい方はこちらの大会!
すでに観戦申し込み受付は始まっております!
詳細はこちらから↓

11/12(日)蕨レッスル武闘館


12/23(土)高島平区民館


以上が年内興行となります。

その他他団体参戦情報

9/17(日)RAWさん川崎大会に、うっかり助兵衛、SUMAが参戦いたします!
9/23(土)、24(日)に開催されるKWFさん熊本大会にAZWよりディック・ズレーターとクスリ松村が参戦いたします!AZWついに本州を超えます!!!
10/29(日) DMPが主催メンバーの1人である「TDRe」第二回興行川崎大会が開催決定!

いずれも詳細は各団体公式X(旧Twitter)をご覧ください!


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