入場料1500円の本屋行った
六本木の青山ブックセンター跡地が、また本屋になっていた。
「文喫」
なんと、入場料が1500円掛かる本屋。
そんなの、行くに決まってるだろ!
(俺は、日々本屋に行きすぎるので、もう本屋の近くに引っ越そうとしているほどに本屋が好きな人間なのだ)
朝9:00 オープン。
開店前から店の前に行列ができていた。
みんな、美術館に入るかのように、当たり前に入場料を払っていた。
よくわかってなかったけど、俺も「常連だぜ!」という顔で、当たり前のように入場料払って入った。
気付いたけど、同じ本を2冊置いてない。
全部1冊ずつだ。
ってことは、本の種類はかなりあると思う。
そして、入場料を払った人間は店内で好きに本を読んで良いらしく、
テーブルに椅子、ソファが並んでいる。
中にはカフェもあり、コーヒーも飲めて、食事もできる。
皆、好きな本をかき集め、ソファで読み始めていた。
図書館の上位互換といった感じだった。
そして、困った。
そもそも自分は普段立ち読みする習慣がないし、
「今日はこれが読みたい!」みたいなものがなかったので、
どうしていいのかわからなくなってしまった。
普段は、店にサッと入ってサッと出るということしかしてこなかったし、
図書館に行くときも、本を持参して読んでいる。
いきなり、さあ思う存分楽しんでください!と言われても、することないんですが・・
入場料払ったんだから、すぐには出たくないし、何かしないといけないという気持ちが強く、
結局、既に買っていて家に積まれている本を、その店の棚で見つけたので、それを読んだ。
作戦負けした感が強い。
おそらく、来ている人たちは、一日中そこで過ごすつもりでいるのだろう。
俺は本を読むことに集中できるタイプでもないので、結局2時間くらいで出てしまった。
何かを買ったわけでもなく。
結果的には面白かった。
こういう店が増えてもいいと思う。
何と言っても、入場料を払ったという優越感がかなり強いので、何かしらをしたくなる(?
そして、何かしらをしたい人が集まっているので、静かだし、品がある。
単純に、レンタルスペースだと考えても安い。
普段見かけないような本が増えていくと、そこでしか読めないから行きたい!ってなると思うので、そこに期待!
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