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「神々の山嶺」を読んで完全に泣いた

先日、「谷口ジロー 描くよろこび」という、

作品紹介、原画をまとめた本を読んだ。

これまで読んできた谷口作品は、

晴れゆく空、ブランカ、神の犬、孤独のグルメ・・

あまり多くは読んだことがなかった。

「谷口ジロー 描くよろこび」を読んで、

読んでみたいものが一気に増え、すぐ本屋に行って買ってきた。


自分が今まで読んできた漫画で一番好きな漫画は、

谷口ジロー「晴れゆく空」。

それをずっと言い続けている。

自分の意識が他人の人体に入りこむという内容はSF的。

こういう設定で、

おっさんの意識が若い男の人体に入る、って珍しいし、硬派だと思う。

で、漫画を読んで泣くということを初めてした。

とか言って、自分はそもそも、漫画というものをあまり読んで生きてきていないんだけどさ!


で、今回読んだのは、神々の山嶺。

トップクラスにメジャなものを読んでなくて、

よく谷口ジローを語っていたな、という話である。

で、読んだ結果から言うと、考えられないくらい泣いたし、本持ってた手が震えてた。

なんでそうなってしまうんだ!みたいな結末ではなく、

そうだとわかりきっていたことだったのだが・・

意外な結末でなくてもよいと思わせる、登場人物の過去の重みがあるというか(?


そもそも山のぼりとか興味なかったし、

どうせ雪山のぼって、人死ぬんでしょ?くらいに思ってた。

読んでみたら、山のぼりまくるような話じゃなかったのね。

カメラをめぐってひと悶着する話だった(雑すぎ


そして、ただただ男すぎる。

女が出てきてどうのみたいな要素は少ない。

もはや、全然いらない。


自分の山のぼりの知識がなさすぎたんだけど、

氷の壁を自力でのぼっていくなんていうものが存在したんだ。

はなから不可能な感じするから、そういうものは存在しないんかと思ってた。

ゲームのアイスクライマーとかあほみたいじゃん。

こういう世界があるんだな~。


とにかく驚いたので、思ったことメモした。

ネタバレせずに書けることって全然ないな。

自分も羽生みたいな思いあるから共感したな~(嘘つくな

#blog #谷口ジロー #神々の山嶺 #漫画

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