自己実現へ向ける”やっておきたいこと”
「自分の生活を良くしたい」「効率よく生きていきたい」
誰しもが思うことであり、何かしらそれを実現するための道具やアプリ、考え方を駆使して暮らしているのが人間だろう。
僕もそうやって暮らしていたところ、これまでやってきた、自分なりのライフハックの根本を変える出来事があった。
iPhone「リマインダー」
自分の生活の質を改善させるために、大学生の頃から多用していたのがiPhoneの「リマインダー」アプリ。
やらないといけないこと
買わないといけない物
忘れてはいけない物やこと
などをピックアップしリマインダーを利用して、いわゆる、To Doリストを作り上げる。リマインダーは指定した日時にその内容を通知することができ、通知を消さなければロック画面に赤い字で、やらないといけないことが残る仕組みである。もちろん、通知の方法などは設定でカスタマイズできるが、たいていの人はこの方法で使用しているだろう。
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こんな風にTo Doリストを作成すれば、それを指定日時に通知してくれるので、抜け目なくやらなければいけない作業をこなしていくことができる。
実際に、僕もこのアプリのおかげで幾度となくタスクをこなしてきた。しかし、良かれと思い先を見据えて何でもリマインダーで通知することによって、“やらなければいけないこと”でいっぱいになり、逆にやりたくなくなることが多くなってきたのだ。
そんなときにたまたま図書館で見つけた本が、
スマホの5分で人生は変わる
これ実は7年前の2016年に出版された本なのだが、今読んでもかなり有意義な本である。(本の中で紹介されているおすすめアプリは当時の物なので、そこは今自分で検索する方が良い。)
当時でさえ、(LINEやInstagram、パズドラ、ツムツム、ポケモンGOなどで)スマホに時間を奪われている人が多かったことが記載されている。当時よりも更にSNSやゲームが進化した現代では、TikTokやYouTubeショート、Instagramのリールなどに永遠と時間を奪われた経験はほとんどの人が認識しているだろう。
この本を読んだ自分なりの解釈である。
大きな目標や夢を認識する
話を「リマインダー」に戻すと、”やらなければいけないこと”に追われていた自分にぴったりの言葉が、この本の文中にあった。
これまでの自分は、ただ目の前のタスクをこなしていくことで、「自分は成長している」という気になっていたのだろう。だが、先の目標がハッキリしていないため、モチベーションが続かずに、いつの間にか追われてしまう状況に陥っていた。
このように、”やらなければいけないこと”に追われていた原因は、今後の大きな目標や夢をハッキリと認識せずに、日々、自分へのタスクを課していたことだということに気がつくことができた。
“やらなければいけないこと”と“やっておきたいこと”は違う
それと同時に、”やらなければいけないこと”と”やっておきたいこと”を混同してしまっていることもわかった。
つまり自分はリマインダーで、”やらなければいけないこと”も”やっておきたいこと”も一緒くたにして、こなし、それらに追われていたのだ。
日々”やらなければいけないこと”ばかりを自分に課すのではなく、今後の目標や夢を実現するために”やっておきたいこと”を自分に課していく。
曲の歌詞とかでもそうだけど、今の自分の状況と照らし合わせてそれがマッチすると、やけに胸に響いて納得がいく。納得がいけばすぐに行動へ移す。
ということで
すぐに行動へ
まずは自分の大きな目標・夢を具体的に考え出し、それを実現するために必要な行動や習慣を挙げる。そして、数時間かけアプリの選定、ホーム画面のアプリの配置変更、ホーム画面の画像とロック画面の作成を行い、SNSの通知設定も変更した。
そして、この一連の行動を今文章にまとめている。
【本を読み、目標確認、やっておきたいことの列挙、スマホのカスタマイズ、note作成】という流れはわずか2日ほどだったが、1週間分の充実感を得ている。今のところスマホに利用されずに、上手くスマホを利用できていると思うので、また何か気づきがあれば、noteないしブログにまとめてみようと思う。
※リマインダーの使い方
ちなみにリマインダーは、自分の目標や夢を実現するために必要な”やっておきたいこと”をメモするのではなくて、生きていく上で必要な”やらなければいけないこと”をメモして通知する使い方がいい。
買い物に行って忘れずに買いたい物
仕事や生活上で必要な書類の締め切り
ライフライン等の支払い期限
などなど。
”やらなければいけないこと”と、”やっておきたいこと”を明確に分けて、リストアップしタスク化することが重要。