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12221231 くず野菜を炒める時点でおいしそう

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会社の同期の集まりがある。(会社借り上げのマンションの)同じ屋根のしたでかつてともに生活していた同期の送別もあり、なにか節目たる気持ちがあった。


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はじめてeri nagamiさんのライブを見に行く。
半年前くらいに存在を知ってネットで音源を買って、主に寝れないようなときに聞きたくなって聞いていた。そしてタイミングが合ってようやく見に行けた。
会場は、中央区・茅場町のビルの地下にある「七針」というライブハウスだった。東京に長らく住んでいるけど、こんなところにライブハウスが!という立地だった。同じビルの1階には食べ物屋さん「potager」があってフードをお供にライブを楽しむことができた。1品1品ていねいに作っていて、ほんとに手が込んでいた。特に山椒仕立ての焼き鳥はおいしいすぎて、すぐインスパイアすることを心に決めた。そして今回はpotagerの5周年イベントでeri nagamiさんが呼ばれたそうだ。おめでたいとありがとうを筆頭とするあらゆるあたたかい感情につつまれてライブを楽しんだ。
どこか暗いけどネガティブどっぷりというわけではない。ストレートな感情をとんでもない表現で脇道から放り込んでくる。親近感がありながらどこか新しい。宇多田ヒカルの『嫉妬されるべき人生』を思い出した。

明朝体でなきゃ恥ずかしくなるような歌詞を書くやつなんかやめて
用事もないのに名前を呼ぶ相手は僕にしなよ

明朝体/eri nagami


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スーパーで「加工後一度も冷凍せずに釜揚げしたエビ」を購入してカルパッチョにする。チキンなども買い込んでM-1をみた。昼の敗者復活戦から終了後の反省会配信まで堪能した。しかし疲れた。
ヤーレンズが大活躍して嬉しかった。


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M-1の余韻で、いろいろ動画をサーフする。
去年版の麺ジャミンバトン解説動画を再見して進化ぶりを楽しむ。からだの所作やことばの取捨など、こだわりがすごい。


昼すぎ、古賀及子さんの日記ワークショップに申し込むのを忘れていたことに気づく。無念。何度か思い出しては応募していなかったということは日記とのかかわり方をこじらせている可能性がある。


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頭がぼーっとしていて日中のパフォーマンスがぼろぼろだった。サッカーの解説でいうところの苦しい時間が続いた。夜、本屋に寄ってユリイカのpanpanya特集を買って自分をなだめすかした。


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妻とおせち会議をする。今年われらの厨房をざわつかせた今井真実さんのレシピをいくつか採用する。


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おそらく世のおおくの人の仕事納め。夜はいつもよりだらだらして日が変わる前に銭湯にいった。疲れがとれた。


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中華鍋をおろす。重い腰をあげられないまま数年がたった今年のクリスマスに妻からいただいた。かっぱ橋の飯田屋で選んだ山田工業所の中華鍋で、思ったより相当軽い。鉄板を1000回以上叩いて成形されることによって生み出されるそうだ。
使いはじめ、慣らすためのくず野菜を炒める時点でおいしそうだった。
そしてチャーハンを作る。鉄のお玉でカンカンと鳴らしながら、おのれの中華料理人を演じる。しかし反対の鍋を持つ手とかみ合わなくてリズムがぶれぶれで、はたからは初心者ドラマーだった。
完成したチャーハンは、食感がだいぶ変わった印象だった。火ははいっていながらしっとりさも残っている。つまりはうまかった。


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年末大掃除。とはいえ引っ越しをばかりで、どちらかというと大整理大整頓大工だった。前の住まいで使っていた1×4材で作った調味料ラックを現行のサイズに切ったりしてリメイクする。居場所ができると物も元気を取り戻しているようだった。


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2023年が終わる。今年はnoteをまともに使いだした。80本ちょっと投稿できたようで自分でもびっくりだった。
面白がってくれた方ありがとうございます。わたしもいろいろな方のくらしを垣間見てはうれしさやくるしさに浸っておりました。
よいお年を。

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