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07260804 あまりにも向上心がありあまる

0726
夕方にショッピングモールの地下のスーパーにいくと、おそらく昼の売れ残りであろうナンやビリヤニが半額になっていた。加工元をみると、近くのインド料理やさんでつくられており、ポテンシャルが高そうだった。そしてなにより、夏のカレーは何回食べても飽きずにおいしいので、ディナーとして購入する。特にビリヤニは遜色なく美味であった。


0727
週末喫茶。あまりお客さんにコンセプトが認知されてないのでは・・・という仮定から、手書き新聞が導きだされる。猛暑でまともなことは書けなかったけど、いい感じにゆるい文章になって読みやすくはなった。注文口の入り口に貼っといておくと、提供までの間に視線がそちらに誘導され、会話がなんどか生まれる。特に出身に関して書かれた記述に言及されることが多く、出身地というのはやはり会話の鉄板なんだなという認識が根深くなる。
帰りに最寄りの駅に着くとにぎわっていて、そういえば花火大会であった。去年は席取りしてたのしんでいたことを思い出した。あれから引っ越して、今年はちょっと家からも見れるようになっていた。クーラーの届く部屋で建物で見切れる花火を見る。



0728
週末喫茶。考案した青いドリンク「umi ni naru」がいつもより注文されて嬉しかった。ざっくりいうとのみやすいブルーハワイ。何事にも浸透には時間がかかるのかもしれない。
このドリンクには底に崩したフルーツゼリー(小分けなっている駄菓子みたいなやつ)が入っており、太いストローで吸って甘みを享受できる仕掛けをつくっている。ちっちゃい子どもがそれを気づき、ハマって、おかわりしてくれた。どうやら俺のワンピース(ひとつなぎの大秘宝)は見つかったようだった。

【今週のはなたれた古本】
くまの子ウーフ/神沢利子
しりとり/安野光雅
うみべのストーブ/大白小蟹 など


0729
まっぴるまにすこし外を歩いたら気分が悪くなる、
まっぴらごめんな季節。


0730
朝、朝顔が咲いていた。鉢に棒を刺して紐で物干し竿に誘導したら、みるみる巻き巻きして、物干し竿を支える金具までカンストしてしまった。あまりにも向上心がありあまる。
夜、年始見てたいへん感銘を受けた映画『perfect days』のBlu-rayをが届く。フィジカルで新品の映画作品を買ったのは、数年前の『シングストリート』以来か。
初回限定版の豪華なやつもあったけど、吟味してそれほど欲しているものではなかったので通常版にした。映像特典がどっちも変わらないのが割と大きかったというところもある。そして差額を関連書籍にまわすことにした。
淡々とした日常を撮った作品を家で見るのには、映画館とは違った趣がある。なんどでも見返したい。


0731
本を集中して読むには厳しい季節なので、ブックオフで1分立ち読みして、冷麺を啜るように読みやすいと思った100円の本を買うブームが起きている。
最近の境遇もあいまって、森絵都さんのデビュー作の『リズム』がよかった。厳しい状況において己のリズムを思い出す精神性、大事にしていきたい。


0803-04
週末喫茶。新メニュー「ももとそふと」が好評だった。
くどうれいんさんの著作『桃を煮るひと』が去年出たときに、わたしも桃を煮るひとになりて~と思い立って、桃ジャムをつくりだしたのが今日につながったのが感慨深かった。
桃ジャムをソフトクリームに乗っけると、とととっと流れていくので、見栄えを作るのが大変だった。もし食べる機会があったなら桃太郎のおじいさんおばあさんの気分で掬ってほしい。


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