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11/20‐26「整理」に戦略性がある

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3COINS(どうやらスリコとよばれているなと最近感ずる)で、食器洗剤のスプレーボトルを探しにまちに繰り出す。しかし店中をめぐりめぐって見つからなかった。売り切れてスカスカな棚すらない状況で、近々で売っていたかどうかもわからない。無印良品にいって代わりの品を購入する。
漬け置きしておくと便利なので、キュキュット泡スプレーというのを永らく使っていたのだけど、スプレーのグリップ部分が経年で割れてしまい、10回に1回ぐらいそして少量しか噴射しなくなってしまった。1カ月ぐらい粘って使ってみたが、だるいので買い替える運びとなった。
そのまんま新品を買わずに、台所の佇まいを重視して、ボトルのほうだけ替えることとした。無印良品のものは目論見通りシンプルで、置いた瞬間に生活に溶け込んだ。家庭の定番アイテムは商品名を見ずとも認識できるので、もっと容器の情報量を減らしていってもいいかもしれない。
銭湯やサウナなんかで、貼り紙が少ないほうが落ち着けるような感覚に近い。


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ヤフオクで競り負ける。
ここ最近ずっとフリマサイトはメルカリを使っていたので、終了時刻間際の張り込みというオークションにおける重要業務を怠っていた。
通知もうるせえと切っていたので、自動延長がかかる前に高値更新されて終わっていた。自分の思うMAXの金額を入札しておけばいいのだけど、なぜかちょっと高めで泳がせておいてしまう傾向にある。ギャンブル性なのか、散財しないための抑止力なのか。まあ出費を抑えられたことでみずからを納得させる。


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ホームスパンの機運を高める。


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祝日。鷲神社の酉の市に妻といく。われらは今年で4年連続の来訪だった。
酉の市は毎年11月に行われるお祭りで、主に商売繁盛を祈願して熊手を買う風習がある。福をかきこむという願いが熊手には込められている。小さめの熊手は数千円ぐらいなので、個人でも手の届く範囲で買える。
年の瀬が近づいている気持ちになれるのと、ゴールデンにあふれた空間にはパワーもあふれているので、毎年お参りを兼ねて訪れている。
植物のビカクシダにはまっていた影響で、今年は板付された熊手を買う。
開運のお札が選べて、「新しく出発できるようなのがいいです」とリクエストしたら、「できるやつ」というざっくりとした札をセレクトしてくれて最高だった。

めでたい稲穂


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もろもろのことへのやる気がおきず、家でぐずぐずしていた。
先日知った、PCゲームの『Backpack Battles』をダウンロードしてぼちぼちやる。武器などを店で買って、カバンにつめて対戦するゲームである。
カバンに拡張性があったり、アイテムの位置で相乗効果があったりと「整理」に戦略性があるので、うまくはまると気持ちがいい。まんまと片付けた気になって一日が終わってしまった。

現実とリンクしてしまう


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TABFに妻と行く。TABFはtokyo art book fearの略で、世界中のアーティストが会場に集まり、作品やZINEがあふれる、美術性の高いマーケットである。ながめているだけでもたのしい。そして会場は美術館なので、めちゃくちゃ広い。ながめているだけで時間がたつ。
2周ぐらいしてなんとか吟味して、気になったところで何冊か買う。
フィンランドのヘルシンキで活動している「kosminen collective」のブースで、HELEN KORPAKさんのフォトダイアリーを購入した。
2枚の写真が並ぶ構成。それぞれ連続した写真ではないものの、なにかつながっているような気がする。これもまた日記なんだとかみしめた。


うつくしい日記


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昼、ご飯を食べながら、テレビで駅伝をながめる。
東京じゃなさそう⇒北日本銀行の看板が見切れる⇒札幌?それにしては薄着だなあ⇒しばらく街の様子をみつめる⇒仙台銀行だ!!!と、地理を推測する遊びが自然に行われていた。


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