見出し画像

10151022 なんだか社会の均一化をみてしまった

10/15
東東京市に行く。
東東京市は、さまざまなクリエイターが集う市場である。
占い師のフニラさんに占ってもらった。半年ぶり2回目。いろいろな話題に対してタロットを広げながら、対話をした。
現在位置に『死神』が2回出た。何を信じるべきが悩み、ぐちゃぐちゃになっている状態だという。前回はぐさぐさで死にかけたので違うフェイズには変化しているのか?
昔の慣習を離れて、今の価値観に環境をアップデートする時期なのかもしれない。

スプーン作家のKaol Yoshinagaさんが面白い試みをしていた。
スプーンを365個(たしか)作って、そのいくつかを見たり触ったりできた。鎖状にくり抜かれて取っ手がぶらぶらするスプーンが全く掬える気がしなくて最高だった。しかも、ひとつの木をくりぬいていて作られていた。無駄に注がれる技術力が愛らしい。

ホームページではスプーンが行列を成していて、ながめるだけでたのしい。


10/16
肉をまく葉っぱは、サンチュ?サンチェ?
⇒サンチュらしい。サンチェはサンフレッチェ広島のマスコットの愛称。


10/17
近頃ブルースクリーンが頻発してたのでPCを初期化する。
3回目になると、慣れた手つきでさっと進めた。
Googleアカウントの同期でだいぶ復旧がはかどり助かった。


10/18
映画『ミュータントタートルズ ミュータントパニック!』を見る。とても好みだった。
実写に近いけど、アニメ・コミックのスタイリッシュさが残っていて、かっこよかった。近年の日本アニメによくみられる、極限まで実写に近づける描写とは違う質感が、わたしとしては最高にクールだった。一方でマイノリティの社会参入といった現代の話題も盛り込まれていて考えさせられる。
日本でも一時期ミュータントタートルが流通していたが、世代がちょっと上で、存在は見たことあるなあというくらい。podcastのこんプロラジオで紹介していたのを聞いて、見に行った。
(あらすじ)ドロドロの化学物質を浴びてヒト化した亀たち(タートルズ)がいまして。人目を忍んで生きてきたんだけど、15年たって人間の世界に関わることを決心して、どんちゃらする話。

タートルズはしっかりティーンエイジャーで、スマホを使いこなしたりしている世代で、青春してえという気持ちがあふれている。それでいて(地下で情報に制約があるのか)ギークでおしゃべりがはやい。
実家でかめを飼っているので愛でたさが格段に湧いた。


10/19
ドラマ『いちばんすきな花』第2話をリアタイする。
第一話より緩和していて、安らぎもありつつ、でもえぐってくる。
言い寄る大貴が上で、何もしていない夜々が下にいる階段の構図が見ているだけでしんどい。


10/20
ちょっとデカいライフの小麦の郷イートインに寄る。ちょうどいい騒がしさとゆるさがあって、休憩と軽作業によい。


10/21
紙の博覧会の竹尾ペーパーショーに妻と行く。無料とは思えないボリュームで見応えた。テーマは「機能と笑い」で、パッケージングをさまざまな切り口で分析していた。
デザイン系の展示に行くのは久々だった。インプットというよりは、着眼点をみがいていく感覚があった。料理でいうと、食材ではなく調理法を学ぶ感じ。
小玉文さんの「黒を包む」が印象的だった。これは箱の内側を、折り目が視認できないくらい黒に着色して、闇を包んでいるように見せるものだった。境界がなくなって、もはや黒の概念を閉じ込めているように見えておもしろかった。


10/22
パン焼き器でチョコケーキを作る。
比喩ではなくリアルにsift(ふるいにかける)行程をこなした。
やってみると、単純に小さい粉が網目から漏れるだけでなく、大きいダマが削られ小さくなって落ちるもの、ぎりぎりまで耐えて落ちないものまであった。なんだか社会の均一化をみてしまった。
ケーキはしっとりショコラして、それでいてオレンジピールが効いてておいしかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?