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念じれば叶う


挑戦することに年齢や環境は関係ないと思う。
どちらかというと「年齢が」「環境が」という壁を超えていくようなマインド、そして挑戦した先にあるゴール、叶えたい夢を言葉にしていくことが今後の人生を左右していくのだと思う。

どうしてこんなことをつらつらと書いているかというと、近い将来でどうしても成し遂げたいことと、やってみたいことが1つずつあるから。
そして同じように夢を持った人が先に叶えていく姿を目の当たりにしたから。
私よりも30年も先を生きている、世間的には「やりたかったけどできなかった」という
思いが心に積もっていく年齢で
母は会社設立という大きな夢を叶えた。

「怖かった、不安だった、会社設立ってなに!?って思った、でもねお母さんはやったよ」

そう言う母を見ると「やりきった」という思いとこれから代表として生きていく覚悟とでも「きっと不安もあるのだろうな」と感じられる表情をしていた。

そんな母は、先日設立記念として日頃関わりのある方たちを呼んでパーティーを開いた。
私も招待頂き、且つ会場のレセプションとして参加させてもらった。
会場はとても温かい雰囲気で、来場されたお客さんたちはどの方も皆優しく祝福してくださり、そこには限りない愛があった。

開演のご挨拶で来客の代表として話されている方の言葉が印象的だったのを覚えている。

「念じれば叶う」

念じれば叶うってすごく漠然としているな。
そう思ったけれど、その方は多くの夢をそうやって実現していったことも後に語っている。

この「念じる」という言葉には様々な意味合いがあるのだと思う。
英語に代えると
''think''(考える)や ''hope''(願う)が類義語だと
思うがそれだけじゃなくて、例えばだけれど
''consider''(深く考える)
''put into words''(思いを言葉にする)
''tell''(伝える)
これらも含まれてるのではないかなと。

母も同じようにこれをやってきたのでは
ないのかな。
深海に沈んでいくように考えた。
考えた結果を言葉として表現した。
そしてそれを誰かに伝えた。

繰り返すうちに賛同者が出てきた。
「いいね」と言ってくれる人が出てきた。
実際に協力してくれる人達がいた。
これら全ての過程が「念じる」ということなんだと思った。

夢は1人で叶えられない。実際会場にいた多くの人はきっと母の夢の応援者だ。母が夢を言葉にした、伝達した結果多くの人に協力してもらったのだ。そうやってゴールにたどり着いたのだと思う。


だから何かに挑戦するときに年齢は関係ない。環境も関係ない。
叶えたい夢があったら念じていくのだ。
念じたら協力者が現れる。その協力者がまだ知らぬ人に伝達しさらに協力者が増える。
そうやって周りの環境を変えていくのだ。
そしたらきっと自身のマインドも変わる。
「できないかもしれない」「諦めたい」で心がいっぱいだったのが
「できる」「叶えてみせる」という思いに変わり溢れていくのだと思う。


叶えるヒントを母からもらった今、わたしもまた今日から念じて生きていく。

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