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飲食店DX開発日記① 勤怠管理と損益管理の一体化

こんにちは。
ミエルカシステムの中の人です。

飲食店の生産性向上のため開発をした内容を発信していきます。飲食店のDX推進についてどんなことができるのか、ポイントは何なのかをお伝えできればと思います。

第一回目 勤怠管理と損益管理の一体化

 ご依頼を頂いた企業様では、これまで勤怠管理と損益管理を二重に行なっていらっしゃり、エクセルに勤怠システムのデータを手入力されていました。

ミエルカシステムを導入することで、勤怠管理と損益管理が一体化され、タイムカードを打刻すると、自動で給与と損益が算出されるようになりました。

 しかし、ここで細かな問題が発生しました。


ヘルプ手当は在籍店舗ではなく、勤務店舗へ計上したい

ミエルカシステムには、給与明細機能が実装されており各種手当の支給が簡単に行えるようになっています。
支給した手当は、在籍店舗の損益にも即時に反映されるのですが、ここに問題がありました。

ヘルプ手当は依頼した店舗から支払われる

 通常の手当と異なり、ヘルプ手当はヘルプを依頼した店舗から支払われるルールとなっていました。このルールに対応するため、手当の入力フォームへ、「計上店舗」という項目を追加しヘルプを依頼した店舗のコストへ振り分けられるようになりました。


小さな開発が大きく生産性を左右する

特殊な条件であり、1日で対応できるような小さなカスタマイズですが、これにより大きな効果が生まれます。

  • 別シートでヘルプ履歴、対象者、金額などを管理する必要がなくなる

  • 店舗の損益に、実体がしっかり反映される(ヘルプを出した店舗の人件費が上がってしまうという問題を避けられる)

  • 本部スタッフ、店長のヘルプ手当の管理に関わる時間が削減される

DXツールを単純に導入しても、こういった小さな問題により、結局は作業工数が削減されず、生産性が高まらないというケースが多いように思います。

細かな要望には答えてもらえない場合が多い

 残念ながら、多くのベンダーでは、細かなカスタマイズの依頼は受けてもらえなかったり、莫大な費用がかかってしまうことが多いように思います。また、今回のケースは、勤怠管理システムと日次決算システムにまたがった問題が発生しており、それぞれ別途のシステムとなっている場合、対応がより難しくなってしまいます。

 ミエルカシステムでは、日次決算、勤怠管理、仕入管理などさまざまな管理に対応しており、柔軟にカスタマイズのご依頼を承っております。

お困りの点があればお気軽にご相談ください!

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