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ポケ森と気合と情の連鎖。そんなことより潤いたい。

リリースされるや否や、サーバーダウンを引き起こしたポケ森。

リリースされることすら、解禁日3週間前でも知らなかった。


発端は久しぶりの同級生とのたわいもない会話の中でふと出現した

「どうぶつの森がスマホアプリでるんだって!」

ほほぅ...?


初耳のワードでそのままGoogle検索。


引用元:任天堂 公式HP

あまりにスマホフレンドリーじゃないサイトに若干イラつきながらたどり着いた紹介動画。



うわぁあああああ

このピコピコ喋るキャラクターの雰囲気!

そうだそういえばそんなゲームだったわ懐かしいー!!!10年以上離れてたぞー!!!!


いやいや、というかこの紹介動画。

のっけから15分ておかしいだろ。

どんな大作だよ。メジャーなCMは15秒だぞ。1分でも長めだぞ。


この宣伝動画が長いことから任天堂社のガチ感への期待が高まる。


フラゲリリースが始まるとともに沸き立つ私のタイムライン。


もちろん慌ててダウンロード。



あっ



私が拾ってきた果物に超喜んでくれてる...

そのへんに落ちてただけなのに...


いやん、そんなにハート飛ばさないで....


えっ、

私がいてくれるおかげで毎日楽しい

って?


いやいやそんな、私と一緒に貝でネックレス作ろうよ。


うふふ


あはは



喜んでくれる姿を見たくて、ひたすら貢ぐ。


えっ、

私のおかげで居心地が良い

って?


褒めてくれる上にお金くれるの?


あん....


わかった、アナタのためなら私、コガネムシも全力待機で捕まえてくるから、あと2時間待ってて...



幸せなどうぶつ達との日々。


かつてこんなにも貢ぐことが苦にならなかった時があっただろうか。

会社にいるときも、生理的な理由でトイレに行く。習慣でスマホを持っていく。必ずポケ森アプリをひらく。


家に帰る。レンジで作り置きおかずを温める。その間にポケ森をひらく。



そんな日々を2週間ほど過ごしたある日、衝撃の事実に直面する。


あんまり面白くない。



何故だ。やっと私にもゲーマーの素質が芽生えたのかと思ったのに。たったの2週間で終わりなのか。


真剣に今まで程熱中しない理由について考えてみた。

まず、最初の1週間と後半で変わったことを探ってみる。

プレイ時間....さして変わらない。

ルール把握.....たしかに少し効率を考えるようになった

消音にした




これだ。



消音こそが諸悪の根源。



あのぎりぎり聞こえるか聞こえないかの動物の声を真剣にきいたり、目の前で魚をつったら拍手音がついてきたり。


あぁそうだ。


音という大事な要素を消してしまったことが原因だ。


会社でむやみに音を鳴らすわけにはいかないだなんて、つまらない常識にとらわれてしまったから。



これからは、そんなつまらない常識を跳ね飛ばして、がんがんトイレの個室でもポケ森を音付きでプレイしよう。


そうしたら、また、2週間まえののめりこみに戻れるはずだ。




ところでプースケ、キミは、どうぶつではないのかい…?



いや、たしかに水色のうさぎは珍しいと思うよ。


でも、でもさ......



どうみてもそれ、空気穴だよね?



いいんだ。私はたとえ中身のないキャラクターだったとしても、きみたちを愛し続けるよ。


だからお願い、かわらず優しい言葉をかけておくれよ...。



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