バチェロレッテ・福田萌子編は湿気大国ジャパンを南国へと変える!
バチェロレッテ、観ました?
観た人の語りたい欲を爆発させるバチェロレッテ・ジャパン。
バチェラーシリーズも誰かと語りたい欲が毎回高まるのですが、バチェロレッテは男女逆転することによって新しい目線で見ることになるので、バチェラーシリーズとはまた違った面白さを視聴者に提供してくれています。
萌子チャレンジ応援ムービー
「今度は、女が選ぶ番」
こんな煽りを見ていたから、視聴者も「どれどれ...ペロリ」みたいなテンションで見るのかと思いきや!
まさかの萌子チャレンジ応援ムービーになっていました。
これまでのバチェラーシリーズでは
「えぇ!なんでその人を選んであの人を落とすの!?見る目ない!わかってない!!」
など、やいのやいの言いながら楽しんでいたのですが、バチェロレッテ・福田萌子編は説得力がすごい。
なぜ男性陣を選んでいく過程に説得力がつくかというと、視聴者が観た時にわかりやすく「こりゃダメだ」と思う瞬間がばっちり刻まれているから。
こんなの見せられたら「そりゃ落とすよね」と納得せざるをえない。
元々彼女が持つ"陽"の力も相まって「萌子さんがまっとうだ!」など、頷きながら爽やかに応援できる、萌子の初代バチェロレッテチャレンジムービーになっていました。
これ以降はネタバレを含みますので『バチェロレッテ・ジャパン』エピソード1〜6を観てからお読みください。
湿気大国が南国にチェンジ!?
バチェラーシリーズの海パートといえば、湿った策略と悲鳴のオンパレードでした。
バチェラーに身体を密着させて上がった女性陣の悲鳴を聞いてにんまりしたり、動画に年齢制限かかっちゃうんじゃないかと心配になるほど責めたマッサージをおっぱじめたり。
日本人らしからぬ、太陽の下での湿りシーンに視聴者は盛り上がる。
それがこれまでのバチェラーでした。
今回バチェロレッテでは、顔合わせの後すぐに沖縄へ移動と聞いて
「はぁあ〜男女逆転だとどうなっちゃうの!?萌子さん、いきなりド湿りしちゃうの!??」
なんて邪心で観ていたら、湿気の多いシーンは全く無く、とんでもなく爽やか。
バチェロレッテ・ジャパンが初回だからなのか、男性だからなのか、とにかく策略を凝らす人がいない!湿らない!!
どうしたんだ湿気大国ジャパン!
お湿りの連続で悲鳴をあげさせてくれるんじゃないのか!!
いつの間に乾燥地帯になったんだ!!!?
物足りなさを感じる一方で、「みんなで萌子さんを守ろう!」ムードがあるのは観ていてすごく安心できました。
萌子さんがバチェロレッテという強い立場にいるにもかかわらず、参加男性たちに守られる姿は姫っぽい。
今までとは別のロマンチシズムにひたれて、これはこれで良かったです。
製作者と出演者の並々ならぬ配慮を感じました。
ダイレクトに湿らせにくる行動はなくとも、當間ローズくんがバッキバキのブーメランパンツを履いて美しい身体を披露してくれたので、満足満足ゥ!!
男が集まると個人戦になるのか?
カラッとした空気は参加者同士が集まっているシーンでも見られました。
男性陣が集まればすぐ「いえーい!!!!」と盛り上がって明るくなるから、バチェラーシリーズよりも、ずっと空気が吸いやすい。
バチェラーとのデートに他の女性参加者が行こうもんなら「なんであいつなの。むかつく」の気持ちと共に湿った空気が広がっていましたが、バチェロレッテでは「いってらっしゃい!行くからには頑張ってきてー!」と乾燥した晴れの天気が広がります。
魚獲りなど、チーム戦で明らかに失敗した人がいても直接責めるシーンはありませんでした。
戦ってる感の強い、全身がべとつくような湿気まみれのバチェラーシリーズが好きな人には物足りないんじゃないかと心配になるくらいです。
バチェラーとバチェロレッテをシーズン1同士で比べても、バチェラーシーズン1での柏原歩さんと森田紗英さんのバチバチから始まった、メンバー間での「もりもり(森田さん)、腹立つ」論争に発展したような集団バトルも起こりません。
今回のバチェロレッテでは黄さんが一人で起爆剤役を担ってくれていますが、その彼に対して他のメンバーが団結して直接責め立てることはないので、どことなく個人戦に見えます。
「閉ざされた空間にいたら、嫌いになる人も出てくるよね」くらい。
製作者も男性陣があまり叩き合わないことを予想していたのか、バチェロレッテをめぐる話し合いが必ず起こるようなルールを課した"ストールンローズ"を投入していました。
いい見せ場になりましたねー!お仕事お疲れ様です。
萌子の説得力はどこからくるのか
これらのことから、前述の「バチェロレッテ・福田萌子編は説得力がすごい」点に関しても、参加者が10人以上居ても団体としてではなく"萌子さんと参加者A"のように、個人の振る舞いや発言が視聴者にわかりやすかったことが起因するのではないでしょうか。
集団で同じ湿地にはつからない。
参加者同士の戦いも"A対B"で始まって終わる。
萌子さんと1ON1で話した際に質問にズバッと答えられなくて「なにを言ってるのか伝わってこなかった」と言われながら落とされる男性たち。
これを見ていると面接の失敗シーンだけを切り取って公開されているようで、スカッとするよりは不憫に思えてしまうのですが、バチェロレッテと参加男性それぞれの思いが見えやすくて説得力はあります。
また、ここまで徹底してもらえると萌子さんが対話能力を大切にしていることがきちんと伝わってくるのも良いです。
接する時間が長くなって相手を知った萌子さんが、対話能力の次になにを求めるのか。
多少会話の食い違いがあっても「でも好き!」で突っ走る萌子ちゃんに豹変したりするのでしょうか。
ひゅー楽しみ!!!
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エピソード6終了時点で残った男性3人のことも、これまで通り「言ってることがわからない」で切るのか、それとも...?
残るはたったの2エピソード!
この説得力を最後まで継続できるのか!?
楽しみに今後の配信を待ちたいと思います。
わたしは全身を使って愛を伝える當間ローズくんが次に一工夫できるのか、できないのかが気になります。
あなたの推しメンはだーれ?
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