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大豆アレルギーの人が食べられないものリスト

わたしは2019年8月に自身が大豆アレルギーになったと気付いた大豆アレルギーの新人です。
それ以来初めて、ニュースで"大豆アレルギー"の文字をみました。

辻は「もしや大豆アレルギー?!」と思い、すぐに病院にアレルギー検査の予約をし、小学校の給食の献立をチェックしたところ、「ほぼほぼ大豆系入っとるやないかぁ」と驚き。

引用元:Yahoo!ニュース

そうなんです。
ほぼほぼ大豆をはじめとした豆が入ってるのが日本の食事なんです。
わたしも自分が大豆アレルギーになって初めて知って、驚きました。

日本は醤油や豆腐からわかるように、大豆文化が発達しています。
ジャパン is ソイランドといっても過言ではない!(?)
実際大豆アレルギーはどれくらい生活に影響を与えるのか?
少しでも具体的に浮かぶように、実例をあげてみたいと思います。

大豆を含む調味料

醤油
味噌
ぽん酢、めんつゆなど醤油を含むタレ類
多くのマヨネーズ
多くのドレッシング
多くのソース類(ウスターソース、中濃ソースなど)
きな粉

インスタント系、買ってすぐ食べられるような商品

多くのスープ
キムチ
鍋つゆ
いくら
明太子
多くの漬物
多くの寿司
マクドナルドをはじめとした多くのフライドポテト
多くのハム
多くのベーコン
多くのウインナー
多くのツナ
nutella
多くのピーナッツバター
納豆
豆腐
豆乳
湯葉
枝豆
おから製品(卯ノ花などはもちろん、クッキーなども)
多くの飴
チョコレート
キャラメル
多くのマシュマロ

あらゆる食品をひっくり返して裏面を確認していると「えっ、これも大豆が入っているの!?」と驚くことばかりです。
小麦アレルギーでも食べられた一部の食事がさらに削り取られ、コンビニに入っても白飯、ゼリー、ヨーグルト、飲料しか*食べられない、といったような悲惨な状態です。
*例えばサラダを買ってもドレッシングとマヨネーズが食べられない。そういったものでは満足度が低いのでこのような表現にしました

醤油や味噌はわかるけど、なぜこんなにも大豆が入っているのか?

食べられない理由の多くは"醤油を使用しているから"なのですが、チョコレートやフライドポテトなど、一見関係なさそうなところにも影響があります。
その原因となるのが主に
乳化剤:大豆レシチン
大豆油
大豆タンパク

の3つです。

これらの普及により、大豆アレルギーになるとかなりの出来合いの商品が食べられなくなります。
ドレッシング会社のWebページを見たら、全商品に大豆が含まれていて倒れそうになったのも嫌な思い出。
そういった現状から、もう外食・中食の利用をほぼ諦めるしかありません。
これがかなりの負担になること、伝わりますでしょうか。
(負担が大きすぎてわたしが仕事を辞めた話はこちらに記載しています。)


今の所グルテン&大豆アレルギーのわたしがかろうじて外食ができる場所は

・焼肉、ステーキなど"素材を焼いただけ"のもの
・エスニック料理の一部

のみです。
めちゃめちゃ素材を味わうスタイル。
サラダ類も国産のドレッシングにはわたしが確認した限りほぼ全てに大豆が使用されているし、実際レストランにも用意がないと返答されるため、"オリーブオイルと塩"を別で頼んで提供してもらっています。
わたしが食べられる食事がない場所では山盛りのサラダに、オリーブオイルと塩をかけただけで1食とすることもあります。

また、グルテンフリーをうたっているレストランでも"小麦を使わない醤油"は多くの商品に使用しているため、3商品しか食べられないケースがありました。
さすが醤油文化・日本。


大豆アレルギーになったら、他の豆類も注意してほしい

これは全員に当てはまらないかもしれませんが、わたしは大豆以外の他の豆類でもアレルギーが発症しました。

大豆以外にアレルギー症状が出てしまった豆類

そら豆→豆板醤
カレー粉(具体的にどのスパイスがダメなのかは未だ不明)
えんどう豆→大豆代替製品(醤油、つゆ等)

この商品の思い出:最初の1ヶ月は大丈夫だったのに、2ヶ月目から急にアレルギー症状が出るようになってしまい、泣く泣く諦めました...。大豆アレルギーでも醤油を諦めきれない人が一度は試したくなる商品。


今のところ豆だが食べられるもの

小豆

冬のおやつ、ぜんざい。
この派生で、羊羹、豆大福はわりと食べられるものが多いです。


大豆アレルギーの怖い部分1・パッケージへの記載は必須でない

日本で暮らすにあたり、とても怖いのが大豆は記載必須7項目に含まれていないことです。アレルギーの人は食品の裏面表示をしっかり読むのでご存知とは思いますが、小麦や卵などメジャーなアレルゲンが指定されている特定原材料7品目についてはパッケージの原材料欄の最後(もしくは別枠で目立つように)

原材料の一部にXXを含む

と記載されます。
しかし、大豆は記載"推奨"品目に含まれるため、書かなくても法で罰せられることはありません。大豆が含まれているかどうかは会社のさじ加減次第で、書いたり書かなかったりするわけです。
これが怖い!!!!
「お、これ食べれるじゃん」と思って手に取ったら、特定原材料7品目しか記載がないだけで、原材料欄をよく読んだら乳化剤(大豆含む)が入っていたりします。原材料欄をよく読み、ちょっと不安に思ったものは手に取らないように防御を固めるしかありません。

大豆アレルギーの怖い部分2・化粧品など食品以外にも含まれる

わたしが地味に辛かったのが食品以外のアイテム。
アレルギーが発覚してから、それまで使っていたたくさんのアイテムがゴミ箱行きになりました...。
シャンプー・リンス、基礎化粧品、口紅などのコスメにもかなり大豆タンパクが使われています。また、大豆と書いておらず"豆乳"、"納豆"など大豆加工品だったりもするので、さらに注意が必要です。


🧝‍♀️🧝‍♀️🧝‍♀️

大豆アレルギーの厳しさが少しでも伝わりましたでしょうか。
じゃあどうやって生活するの?なに食べてるの?についてはまた別の投稿に書きましたので、より具体的に知りたい方は下記をご参照ください。



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