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自分の中に毒をもて

初めての読書感想。

あくまで僕個人の感想となりますのでご容赦ください。

今回読んだ本はめちゃくちゃ有名な本です。

岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」です。

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正直岡本太郎さんのことは太陽の塔を作った人ぐらいってことしか知らず、どんな人かは全然知りませんでしたし、興味もありませんでした。

そんな僕が興味を持ったきっかけは、僕の好きな有名人の方々が揃ってこの本を絶賛していて、こんな自分が尊敬する方々が揃いもそろって同じ本を絶賛するなんてどんな内容なんだろう?って興味が湧き、すぐに購入して読んでみました。

いや〜激しく自分に正直な人だったんだなぁ〜というのが安直ですが、一番の感想です。

僕は内向的で割と人の目を気にしてしまうので、岡本太郎さんのような生き方は憧れますが、すぐにできるようなものでもないなぁ〜と。

理想としてはあんな風に、誰に何を言われても自分が正しいと思ったように、好きなように生きていければ最高だし、そう生きたいと思わせてくれる情熱が溢れてる本でした。

よく本を見た後は、影響されて最初の方は頑張ろうと思うんだけど、自分の本来持っている性質と理想との間で疲弊して気付けば元に戻ってることがほとんどでした。

実は本を購入したのはだいぶ前で今回は2回読んだ後での感想となってます。

最初に読んだ時は今と状況が違ったので上記のような自分には難しいなぁ〜みたいな感想でしたが、今は大きく環境も変わり、(36歳で転職、それにともない知り合いの誰もいない遠方に引っ越し)自分の中で最スタートした今は、やりたいことをやって生きていきたいと強く思っているのでめちゃくちゃ響きました。

特に、「岡本太郎だからできたのではない、できたから岡本太郎になれた」

って言葉は響きましたね〜。

自分はこういう性格だから、あの人だからできた、とかって言い訳をしてしまいがちですが、自分を貫いてきたからこそそうなれた。

結局人は「過程」よりも「結果」で判断しますからね。本人から言わせれば成功するまでやり抜いたからできただけってことなんでしょう。

自分みたいに諦めの早いやつは、何か1つのことを誰になんと言われようが真剣にやり抜いたことがないので、生きている間に何か1つこれだけは誰になんと言われてもやり抜いたと言えるものを見つけたい、そういう生き方をしたいと思いました。

ちょうど今新しくwebの勉強を始めてるんですが、定期的に15年やってきた本業を捨ててまで新しいことを始める必要があるのか?、この歳で始めてももう遅いんじゃないか?、みんなにじゃあ今まで何してたんだって馬鹿されるんじゃないか?、勉強してる時間を全て本業に回した方がいいんじゃないか?とか様々な迷いが生まれてきます。

今までもそう思っては新しく何かを始めてみてはすぐに諦めてとりあえず今の仕事頑張る、の繰り返しでした。

今回は大きなターニングポイントがあり、しかも色々考えた上でwebの勉強を始めたのにも関わらずまた迷い生まれる。

今までの経験上迷いがあると身が入らず、結局すべてが中途半端になってしまうのでとにかくひとつのことに集中することが大事。

そんな時にはこの本の内容を思い出し、誰になんと言われようが何か1つ人生において真剣に取り組んでやり抜いたって死ぬ時に言えるように、決めたことはやり抜こうと思います。

迷った時は何度も読み返したい1冊とになりました。



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