温泉に行きたい
ふと温泉に行きたいという衝動に駆られる人は少なくないのではなかろうか。
かくいう私も、温泉大国グンマー帝国に住むグンマーなので(?)、不意に、あ、行きたいな…と思う時があるのである。
若かりし頃は思い立ったが吉日と、友人を誘い近所の温泉に行ったりもしたが、子もあるシングルマザー、そう簡単には動けない。
綿密な計画を練る必要があるのだ。
我が家には猫がおり、そもそも私自身出不精な人間であることから、小学校高学年になる我が子は未だに温泉や大衆浴場を利用したことがない。いい加減体験させてやらなければと思いつつ先延ばしにしていたがそうも言ってられなくなった。
子が林間学校に行くことになったのだ。
親として大衆浴場へ入るマナーを教えねばなるまいとグンマー帝国の温泉郷へ行く予定を立てたのである。
…が旅立つ予定の朝、子が発熱。
やむなく中止、そして林間学校さえ、体調が良くないとのことで日帰りで送迎をすることになったのだ。
子は学生時代に素敵な思い出として残るはずであった林間学校を最大限に楽しめなかったのである。親としてもっと健康に気遣ってあげれば良かったと泣いて謝り、子も、ママが悪いんじゃないと泣いた。申し訳なかった。
ということで今年中にリベンジ温泉に行こうと画策している私である。
次こそは、楽しめなかった林間学校の分も楽しめるスケジュール、内容で挑みたい。
とここまでは温泉の話。
温泉に行けなかったことが悔しかったのだろう、子が、入浴剤を使いたい!と言い出したのだ。
そもそも我が家は入浴剤を一切使っていない。というのも、私も子も肌が弱く、入浴剤によって肌が拒否反応を起こすのだ。特に子はそれが強く、色々な入浴剤を試していたのだが、ついには諦め、何も使わないという手段に出た。
ということで使っていなかった入浴剤にチャレンジすることになったのだが、危惧していた拒否反応もなく済んだ。
久しぶりの入浴剤。良い。良い香りと色づいた湯。良い。
それだけではなく、変わったことがある。
汗をとてつもなくかく。発汗。かなりの発汗。体もポカポカする。
今のところはこれしか分からないが、今後他にも作用が現れるかもしれないので気づいたらまた追加しようと思う。